塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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サクラもカーネーションも…
2009-03-29-Sun  CATEGORY: 未分類
入試の締めくくり、公立高校後期入試の発表がありました。
1人残念な結果でしたが、他の生徒は見事にサクラを咲かすことが出来ました。
これで、一年が終わり、また新しい一年が始まります。

見事に咲き続ける…

以前にも書きましたが、昨年の5月の初めに買った鉢植えのカーネーションが、今も咲き続けています。
この1年咲き続けたことに、本当に驚いています。

死んだ母は、九州のオナゴそのもののような人でした。
辛抱強く、決して泣かない、最後まで働き続けた人でした。
そんな母が、
「なんばしよっとか!もっとがまだせ!がまださんか!」
と言ってくれているようで、毎日の励みになっています。
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公立高校の倍率が偏った理由…
2009-03-21-Sat  CATEGORY: 未分類
下位の公立高校に受験生が集中し、今までにない高倍率になりました。この理由をいくつか挙げましたが、どれが一番大きく影響したのかが分かりません。そこで、先日、泉州私塾連合会の例会の場で、他の塾の先生に尋ねてみました。

やはり、一番大きな理由に挙げられる方が多かったのは、この不景気です。絶対に公立に行きたい。行かないと困る!こんな思いが、より安全な下位校に集まったのではないかということでした。

また、下のような意見が出ました。やはり、私と同じお考えのようで、安心しました。
・中学校が「岬高校」を勧めた。
・下の高校を受験するよう指導した。
・前期入試への偏りが、後期の選択を狭めた。
・受け皿が減った。
・あわよくば受験が減った。

やはり、最大原因は、経済的な理由のようです。私学への助成金が減り、10万以上も学費を上げた私立高校がいくつもあります。ますます広がる公立と私立の学費の差。その一方では、まったく先行きの見えないこの日本経済…。厳しいのは、塾も同じで、問い合わせのお電話で、授業料を聞かれることが多くなりました。

こういった中、生徒募集の活性化のために、共学に踏み切る二つの高校があります。
もう、発表しても良いとは思いますが、一応、名前は出さずにおきます。

一校は、堺にあるカトリック系の女子高が、来年から共学になります。いままでも小学校は男女共学だったのですが、中学からは女子だけでした。また、このブログでもご紹介した、大阪南部の男子校が、再来年から共学になります。この男子校のこの2、3年のキャッチコピーが「カッコいい男になる」だったのは、なんとも皮肉なことです。
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【公立エリート校】
2009-03-21-Sat  CATEGORY: 未分類
大阪府教育委員会は1月30日、平成23年度から一部公立高校に学区不問の学科を設置し、府内全域から成績優秀な生徒を集める“公立エリート校構想”の詳細を明らかにした。新学科の名称は「文理科(仮称)」で、設置校数は10校、定員は各校約160人とする。入試は2月下旬に実施している現行の前期選抜で行うが、他の学科とは別の試験問題を作成する。

綛山(かせやま)哲男教育長らが、平成21年度当初予算をめぐる知事ヒアリングの中で説明した。

 定員の根拠について綛山教育長は「東京大、京都大、大阪大、神戸大、早稲田大、慶応大への(合格者の)人数が年約1000人であることから決めた」とし、難関大合格者の6割増を見込んでいることを示唆。

 さらに、文理科を置く10校で連絡協議会を設置、合同授業や成果発表会を開いたり、共通テストを実施したりするなど、独自の進学指導を展開するプランを明らかにした。

 橋下徹知事から「ずっと10校のままだと怠惰になってしまうのではないか」との指摘を受けると、綛山教育長は「実績があってこそ進学指導特色校といえる」と応じ、成果に応じて文理科設置校の入れ替えもありうるとの考えを示した。

 “公立エリート校構想”は、橋下知事が公立高校の学区全廃を訴えたことから検討が始まった。府教委側は、平成19年に9学区から4学区へ再編されて間もないため「再び変更すれば混乱を招く」と主張。議論の末、一部の高校に学区に縛られない学科を設けるという折衷案で決着し、昨年6月の大阪維新プログラム案に盛り込まれた。      (MSN産経ニュース)


この10校とは、旧9学区制時のトップ校に豊中高校を加えた10校なのだそうです。文理科(仮称)の内容は伝わってきませんが、各校の現在の定員320名の半分を「前期入試」で選抜することになります。前期入試には学区の壁がないため、進学実績を上げた高校には、さらに遠方から優秀な生徒が集まるようになる。学区に守られてぬくぬく過ごしてきた、トップ高を競争させようというのが狙いなのだと考えます。

現在の各トップ校の情けない実情を知っています。学区改編にあたっても、二番手、三番手校からは、必死の思いが伝わってきましたが、新学区のトップ高の学校説明を聞いても、退屈なばかりで、何も変わらないのかと少し情けなく思います。こんな意味で、この構想は、面白いと思います。

トップ高が面目を保っていられるのは、入試を突破してくる生徒が優秀だからであって、その高校が伸ばしたものではありません。全国の公立高校の中でも、最難関と言われる「天王寺高校理数科」でさえ、出口の実績はとてもお粗末なものです。ss75レベルの生徒ばかりなのですから、そのままスライドさせてももっと実績が出せるはずなのです。

トップ校に進学することのメリットは、しっかりとしたOB組織があり、各クラブへの援助はもちろん、卒業後も就職やその後の会社の中でも強い引きがあることでしょうか。昔ほど、力はなくなったとはいえ、大阪で生きていく上では、マイナスになることはないのではないかと思います。

私は、公立の退廃が、私立高校もダメにしたのだと思っています。公立の進学実績がふるわなくなった結果、私立はそこそこやっていても十分に公立よりましな実績が残せるようになったのです。そこそこで、公立を避けて生徒が来てくれるようになったのです。近隣の他府県には、優秀な私立高校がたくさんあります。大都市大阪には、その数倍の私立のエリート校があってよいはずなのです。

大阪の教育改革が進み、公立も私立も切磋琢磨しながら、優秀な人材を輩出していき、その人たちが新しい大阪を作り出していく。そのためには、旧トップ校なんて冠は捨てて、もっと自由な競争ができるしくみが良いと思います。でも、今の大阪を牛耳っているトップ校のOBたちは、絶対それに反対するでしょうネ!いや、反対しているから、こんなことになっているのでしょう!



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大阪公立高校後期入試出願状況分析②
2009-03-16-Mon  CATEGORY: 未分類
今年の後期入試には、まだ他にも不思議な現象が起こっています。

私は、毎年興味を持って追跡している数字があります。それは、「握り率」です。

どうしても公立に行きたい生徒、ほぼ同レベルの二校で迷っている生徒は、新聞発表になる「願書〆切前日までの中間出願状況」を見て、最終日に倍率の低い、定員割れしそうな高校に願書を出します。これは、願書を出さずに握ったままで待つことから「握り」と呼ばれています。

もっと露骨なお話をすれば、願書締切日の午前中までの数字が中学校にファックスで送られてくるのを待って、最終日の午後に願書を出しに行くツワモノもいます。

私は、最終日に出された願書の割合を「握り率」と称して追いかけてきました。塾のある4学区の握り率は、平成17年11.96%、18年12.51%、19年10.96%、20年12.14%、21年5.90%です。

驚かれる方も多いと思いますが、10人に一人は握っている、つまり、どちらにしようか迷ったままの生徒、別な見方をすれば、公立高校は、中味に差がなく、どこでも変わらないから合格しやすい高校を選ぶ生徒がいる、いやいたのです。ところが今年は、極端に減ってしまっています。昨年、この4学区で最終日に出願した生徒が886名なのに対して、今年は403名にとどまっています。

4学区の後期入試の平均競争率は、平成17年1.11倍、18年1.16倍、19年1.18倍、20年1.22倍、21年1.24倍ですから、後期受験者の割合が減ったのではなく、逆に年々増えていることが分かります。

もっと分析してみないと理由は、分かりませんが、
①後期入試の高校が減ったために、天秤にかける高校がなくなり、握るまでもなかった。
②握っていたけれども今年の中間発表の倍率に驚いて後期入試をあきらめた生徒がいた。
③私立高校への進学を覚悟の上で、行きたい高校に願書を出す生徒が増えた。
④どうしても公立に行きたいので、確実に受かるレベルまで下げて受験する生徒が増えた。
⑤中学校から事前に出願情報や指導がなされた結果、待つ生徒が減った。

ちょっとまた、調べてみたいと思います。どなたかご意見や情報がありましたら、お聞かせ下さい。





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大阪公立高校後期入試出願状況分析①
2009-03-14-Sat  CATEGORY: 未分類
落ち着いてきたかに見えた後期入試に、異変が起こりました。昨年までは、公立中学校長会を通して、一部の高校に偏らないような指導、調整が行われた結果、極端に高い倍率の高校はありませんでした。ところが、今年は1.83倍をはじめに1.5倍以上の高校が5校も出たのです。

全日制普通科で倍率が高い順に①岬1.83倍(4学区)②福泉1.65倍(4学区)③北淀1.57倍(1学区)④汎愛1.54倍(2学区)⑤布施北1.50倍(3学区)⑥勝山1.49倍(3学区)……。

この六校の五木の目標偏差値を並べると①ss31②ss36③ss35④ss42⑤ss32⑥ss32となります。この数字をどう関連づけて読み取ればよいのでしょうか?

何故!各学区の下位校がふくらんでしまったのか?

一つには、私立高校の不振があると思います。毎年、塾生の成績を持って、私立高校の先生とお会いします。今年、何人かの生徒の成績を見ながら、希望の私立高校の併願どころか専願も厳しいと思っていました。ところが実際にお会いした結果は、すんなりと希望した高校へ、しかも併願でいけるとのことだったのです。

つまり、以前は、成績不振の生徒は、私立の併願受験が厳しいと言われれば、専願に切り替えて受験していました。公立受験にはある程度の内申が必要ですので、内申が確保できない生徒は、私立専願の選択肢しかなかったのです。ところが、公立人気が高く、私立専願希望者が少ない現状では、私学は生き残るために、一人でも多くの併願生の確保が必要になってきます。併願希望者を断り、他の私学に流れるぐらいなら…と併願での受験を許してしまう…。こんな実情があるのではないかと思います。

この結果、併願での私立高校合格をもとに、公立高校の受験が可能になった生徒が集まって、ふくらんでしまったのではないかと思うのです。

また、もう一つの理由として、前期入試の偏りがあります。今年、高倍率の岬、福泉高校を出した4学区では、普通科の泉南と砂川高校が統合され普通科総合選択制の「りんくう翔南高校」が出来ました。後期入試から2校が減り、前期入試に1校が加わったのです。

下位生のターゲットとなる、貝塚(総合)、成美(普通科総合選択制)、りんくう翔南(普通科総合選択制)、伯太(普通科総合選択制)和泉総合(多部制単位制)と前期受験できる高校が増え、早く受験を終えたいと考える生徒の希望とあいまって、賑やかな前期入試になったのです。伯太高校は2.34倍という前代未聞の高倍率になりました。このように、前期入試の高校が増えすぎた結果、そのバランスがとれていません。普通科以外の学科の高校が前期になり、前期試験がメインの入試になりそうな勢いなのです。後期入試の高校が減りすぎて、分散できない状況になっているともいえます。

この結果、前期で不合格になった生徒が、より安全な下位校に集中していったのではないかと考えます。先の見えない不況のなかで、是非公立高校に入ってもらいたいと親は切実に願っています。この結果、どうしても私立は避けたいと考えれば、考えるほど、最後の入試は、より安全になってしまうではないかと思うのです。この流れは、来年も続くものと考えます。上位校から下位校へこのしわ寄せが起こっていけば、下位生の入試は、今後、ますます厳しくなると考えなければいけません。

つい先日、泉州私塾連合会員の個人塾の先生から「この1~2年以内に、普通科総合選択制の高校など普通科は全部後期入試になるそうです」というメールを頂きました。これが事実だとすれば、調整のきかない現状の入試を改めるため、入試日程を変えることに踏み切るのではないかと思います。私の考えが間違っていないのであれば、その変更は、受験生には有り難いものになるはずです。
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私立中学入試エレジー…
2009-03-03-Tue  CATEGORY: 未分類
何十年も中学入試の指導をしていますが、過酷な入試ゆえに、矛盾や憤りを感じてぼやいてしまうことがあります。今回は、そんなお話です。

ちょうど二年前、当時受験希望の小学4年生のお母様と進級懇談をしました。お母様の希望は、難関校のA中学に行かせたい。中堅校は絶対に嫌だとおっしゃいました。その上に、面白くなってきたサッカーもやめさせたくないというのです。その前の一年を指導してきて、宿題もままならないことも多く、授業日以外の指導もかなりやっていました。利発なお子様で、鍛えれば合格は可能ですが、サッカーとの掛け持ちでは無理だとハッキリと申し上げて、やめていただいたのです。

聞いたところによると、その後、某大手中学受験塾に行かれて、今年難関のA中学でなく、中堅校に合格されたそうです。どうしてもA中学へとおっしゃられたので、お断りしたのですから、あれで良かったのだと思います。

昨日、思いがけない場所で、某私立中学の先生にお会いしました。先生はバツが悪そうに「先生(私)のところの生徒さんは残念でした」とおっしゃったのです。はて?RITZからは、今年はその中学を受験していませんし、何をおっしゃっているのか分からず、お聞きすると、11月初旬に、中学入試を断念するということで塾を辞めた生徒のことでした。

一年で中学受験を突破した生徒は何人もいますが、とんでもない負担をお子様に与えることは事実です。そのお子様は、とても真面目で誠実な性格でした。国語の力は十分なので、それを武器に一年での入試にチャレンジすることに決めました。ところが算数がまったく進まないのです。特殊算は、基本問題から先へ進まないばかりか、基礎である計算力が弱いため、時間がかかりミスを繰り返していました。私もこのままでは危ないと、10月末にお母様と懇談をしました。

お母様は、本人がどうしても中堅校のB校に行きたい言っている。そこしか受験するつもりはないとおっしゃったのです。私は、他校も含めて視野に入れての受験をお勧めしました。ところが、それどころか、家庭教師をつけて算数の指導を強化していくとおっしゃったのです。現状をすっかりお話したつもりでした。ワンツーマンに近い指導をしてきて、繰り返しやってきて、その成果が出ていないということをご理解いただきたかったのです。お母様は、私の算数の指導が悪いからだと思われたようです。そこで家庭教師に変え、学習量を増やそうと…。塾としてご信頼していただけないのはとてもつらいことだと申し上げました。

塾の責任者としては、受験したいと言われれば、最善を尽くすしかありません。すぐに先ほどの先生にアポイントを取りました。一年で受験しようとしていることをお話し、それまでの模試の成績を見ていただいたのです。先生のお答えは、「50%!」ということでした。中学入試の50%は可能性大と言えます。さあ、追い込みに力を入れようとしたその2,3日後にお母様から、中学入試を断念する。もともと主人は反対だったので…とご連絡がありました。これからかけるお子様への多大な負担、50%…私は、そのお話を黙ってお聞きしました。

お子様に対しては、申し訳ないと思っています。いきなり難しい問題をやらせ、出来るまで繰り返しやらして、時には大声で叱りましたから…。結果が残せず、恨まれてもしかたないと思います。正直、一年での突破に少しあせってもいました。しかし、お母様は、受験することを含めて、全部お子様が決めたことだというばかりで、お子様のご様子や状況を判断されなかった。嫌がらずに宿題をやっていますというだけで、その内容をご理解していただけませんでした。アップアップなのは、お子様の見た目ではなく、その学習内容やレベルだったのです。さらに、その中堅校に最後までこだわられたのは、お母様自身だと思います。

少し後悔しているのは、もっとハッキリ「お子様の現状では、入試突破はかなり難しい」と言うほうが良かったのかもしれません。それでもご理解いただけなかったのかもしれませんが…。結局、お子様を深く傷つけることになってしまいました。

山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
           漱石(草枕)

人に恨まれたくはありませんが、黙ったままでは誤解ばかりを受けてしまいます。ハッキリ言うときと、こらえるときを考えなければならないのかもしれません。昨日も、授業中に携帯電話でメールをしていたことを注意したにも関わらず、繰り返したお子様に塾を辞めていただきました。こんなことをしていると悪い噂が立ち、RITZに生徒が来なくなるのではないかと心配にもなってきます。

数年前、私の尊敬する塾の先生が寂しそうにおっしゃられた言葉を思い出しました。「俺はずいぶん、ハッキリものを言ってきたから、私を恨んでいる人も多いねん」
私は、先生に少し近づけたかもしれませんが、なんか後味が悪く、胸にひっかかるものがあって、これで良かったのか、いろいろ思い浮かべながら自問自答しています…





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