塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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久米田高校に行ってきました!
2011-06-25-Sat  CATEGORY: 未分類
久米田高校に行ってきました!前回の和泉高校同様、新4学区制になってから、RITZから進学する生徒が毎年出てきました。なんとか自転車で通える距離にある高校です。

校長先生の方針は、「学校が外部から見えやすいこと」。校門を入ってみて、その学校がopenかどうかは、生徒・保護者が学校を選ぶ一つの基準にもなっていると思う。高校教育の基幹は、「人間教育」である。感受性の強い良い生徒たちを、この地域の中核となる人材に育てていきたいとのことでした。

地理的には、旧9学区の北端、新4学区のちょうど真ん中になる。新4学区には、偏差値50以上の公立高校が16校あるが、路線の違う金岡や登美丘を除けば、北に高石、南に日根野、そして南海沿線南部の佐野高校が競合校だと考えている。私立では、浪速、学芸、東大谷、上宮あたり。良い意味で棲み分けができるように、学校方針を明確にしていきたい。伸び盛りの学校でもあるので、教員一致団結して「南の南海線の佐野、北の阪和線の久米田」と呼ばれるようになりたい。

今までは、「学校が楽しい、クラブが活発」で売ってきたが、これからは、充実した出口を目指し、進学実績を上げる。現状は、近大、関西外大、武庫川女子等の実績は伸びているが、それより上の実績が…。本校の課題は、推薦やA.O等での一科目や二科目までの入試対応はできているが、一般入試等の3科目への対応が遅すぎて成果が上がっていない。スタートを早めることが必要。

進学状況は、4年制大学47%、短大14%、専門学校27%。センター受験者約40名、総数は変わらないが、合格者が一番多かった大学が、桃山から近大へと中味が変わってきている。また、今年の高三の4年生大学への希望者は70%と激増している。

短大進学者が4学区の中で一番多いのも特徴。保育士、看護士、理学療法士を目指す生徒が多い。

クラブ加入率は約6割。野球、バスケ、サッカーの三本柱に加え、陸上や、卓球は近畿大会出場、軽音部は部員80名、ブラスバンド、太鼓部、ダンス部等もがんばっている。

3コース制をひいており、二年次から分かれる。理系専門、文系、体育専門コース。体育専門コースは、体育教師、介護福祉士、インストラクター、トレーナー等を目指しているが、最近レベルが上がっており、推薦等ではなく一般入試で合格できる学力をつけるよう、カリキュラムを見直す。

その他の特長
・海外修学旅行(グァム、台湾)
・海外語学研修(オーストラリアのゴールドコースト)
・自習室の整備(ブース形式で30)
・学力・学習診断テスト(3年間で5回)
・サテライン授業(予備校の講義を校内で、費用は5から6分の一、英語を中心に受講)
・春、夏の学習合宿(桃大の施設で二泊三日、参加費五千円)
・学習クラブ(学習を目的としたクラブ)
・KDTV(久米田デジタルテレビ、全教室にある42型テレビで生放送を配信)
・制服(ブレザータイプ、組み合わせ自由なところが人気)

新4学区になり、旧8学区からの生徒も約30%入学しています。高石や堺市の生徒が増え、地元の岸和田市の生徒が減っているそうです。新学区制に変わり5年が経ちますので、今後は、現状で落ちつくのではないかとのお話でした。

こうやって何校も訪問すると、共通の問題と各高校がそれぞれ抱えている問題が明らかになってきます。新学区制をバネに伸びている高校です。生徒のレベルが少し上がった分、上手く進学校にシフトチェンジしていくことができれば人気は続くと思います。

今年の入試で、たくさんの公立高校で定員割れが起こりました。募集人員が減るだけでなく、統廃合にもなりかねない状況です。同じ公立でも競合校の動きをみながら、自校の特色を前面に出していく。そんな学校経営が求められているのかもしれません。
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「N語録」
2011-06-23-Thu  CATEGORY: 未分類
・I高校は「ぬるま湯」と言われているが、保護者を含め、生徒は何をしに来ているのかが分かっていない。何となく楽しめばよいという雰囲気。大阪の公立高校は、生徒の学力を下げている。これでいいのか?潜在能力ではK高校の生徒と変わらない。ハンドボールの試合でKに負けると泣くのに、学力で負けてもなんとも思わない。

・《家庭学習の充実に向けて》私は、大学まで体育系クラブをやった人間。クラブには賛成だが、バランスや優先順位が勘違いされている。文武両道というが、クラブと行事が優先されすぎている。甘やかし、行けるところに行けばいいという雰囲気!

・《ベネッセで壊滅的な点数を取った二年生に向け学年集会で》私は、君たちにいい大学に入ってくれとお願いしている訳ではない。今の君たちの学力はこんな悲惨な状況です。他の高校では、必死にやっている生徒がいます。切磋琢磨しながらより高い志を持った生徒が難関大学に進んで、さらに切磋琢磨していく。10年後の結果にI高校は何もしてくれなかったというのだけはやめてくれ!とぶった。突き放した言い方だが、発奮を促した。

・《土曜日9時~11時をクラブ制限時間に、自主トレはOK!》土曜日の9時~11時の自主トレにしても、現実的にできないという生徒がいる。ビデオで自分のスイングを研究してもいいし、自分のやっているスポーツの本を読んでもいいし、仲間内で作戦会議してもいいし、家で腕立て伏せするのでもいい、いくらでもある。そういうことへの発想がない。公園ではテニスができないというが、コートがないと、普段の練習ができないと自主トレではないと思い込んでいる。

・《保護者のニーズも様々》ブログへの反響は、「ありがとう」という声もある半面、土曜日のたった二時間を奪うのかという意見もある。国際舞台に活躍するためには、合唱やクラブ活動はその原動力だと言う方もいる。だから、さまざまなニーズに応えるため3年生の文化祭は有志参加にした。

・教員は、頑張らなくても給与が上がる。ピュアで世間知らずな良い人ばかりだが、プレッシャーがないと、易きに流れるように思う。人は憎くないが、制度が憎いと感じている。これをいじらないと日本の公教育は変わらないと思う。

・文化祭で新しいことをやりたいという新たな声も出ている。文化祭でシンクロスイミングをやりたいとか後夜祭でキャンプファイヤーをやりたいと言ってきている。課題克服が勉強になるのでやらせたいと思っている。好きなことをいろんな人が選べてやっている、そんな文化祭にしたいと思う。

・《ロックンローラーになるので勉強をやっていないという生徒に》プロを目指すのなら学校をやめろ!矢沢永吉は中途半端に中間テストの結果や、代ゼミ模試で偏差値がいくつなんて気にしていてはでてこない。すべてを捨ててかからないとなれない。それくらいの覚悟がないのなら、勉強せよ!と言ってやった。ところが相変わらずで…。

・《自分の受験したい大学の受験科目すら知らない生徒がいるのは》予備校の人を信用して先生を信頼していない。どうせ学校の先生ってろくなこと言わないだろうって、ハッキリしたことは言わないし、受験にはこれだけやればよいとはいわないで、キレイごとばかりを並べるからだ。予備校の先生だと信用する。

※過激に感じられる方もいらっしゃると思いますが、大勢の人が同じ思いを持ちながら、口にはしなかっただけのことだと思います。
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和泉高校に行ってきました!
2011-06-23-Thu  CATEGORY: 未分類
和泉高校に行ってきました。昨年4月に着任された中原校長は、弁護士としてアメリカで活躍されていた方です。年齢は今年41歳、就任時、民間出身であることだけでなく「最年少校長先生」としても注目されました。

昨年も訪問しましたが、このブログにイケメン校長などと書き込んでしまい、本当に失礼なことをしたと後悔しています。今回の訪問で、この1年、中原校長が取り組まれてきたこと、その思い、悩み、決断されたことが良く分かりました。他の教員の中に埋もれることなく、自分の考えを貫かれています。

先生の本音の発言で、見えてきたものは「現在の公立高校の姿」です。学校の組織や制度が抱えている問題、教員の質や能力の問題、いまどきの高校生の実態。累積する様々な問題に果敢に取り組まれているのが良く理解できました。校長契約は三年、その後延長されればさらに二年。五年でどこまで変革できるのかは分かりませんが、蒔いた種が実を結び、さらに大きく広がっていくことを期待します。今後も先生のような校長が増え、幅広い視野で公教育を眺め、変革していけば、私立高校に劣らない、本当に魅力ある公立高校ができると思います。

お聞きした内容を具体的にお伝えしたいのですが、まだすべての皆様に先生のお考えが浸透し、完全に理解されている状況ではないため、私が書き込んだ内容が、誤解を生んだり、単なる批判や中傷と勘違いされると困りますので、差し控えさせていただきます。私は、今後、先生を応援していきたいと考えています。

※詳しくお知りになりたい方は、ブログやホームページをご覧ください!
http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-10921610615.html
http://www.osaka-c.ed.jp/izumi/

《今年の進路状況》
・4年制大学現役合格率72%(国公立43名)、昨年の68%から少し上昇。
・浪人45名(例年30数名)神戸大学の、看板学部に4名合格、上位層のガンバリが目立つ。うち3名はクラブ加入者で予備校には通っていない。市立大学合格者7名のうちほとんどが野球部等運動系のクラブに所属。
・専門学校は医療系が多い。近年、この医療系専門学校への進学が減っているのは看護系の4年制大学に回っているから。理由は、4年で資格が取れる助産師、保健師を目指すため。
・センター受験208名(指定校推薦による私立大学や専門学校を除く大半の生徒が受験)

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