塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
塾長のモノローグ
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大阪府公立高校募集定員⑥
2011-11-20-Sun  CATEGORY: 未分類
以下のような試算もありますので、載せておきます。
http://resemom.jp/article/img/2011/11/15/5056/18232.html

募集定員に関しては、来年はなんとか収まったように思います。
再来年は、入試日程の変更、前期・後期校の入れ替え等、いくつかの変更点が上がっています。

4学区制になり、6年目を迎えようとしています。公立高校の改革も2008年で一区切りしました。なのに入試は、落ちつきません。

毎年ある変更は、受験生を迷わせ、イレギュラーの不合格者を生んでいます。早く、受験生が安心して入試に臨める体制を確立して欲しいと思います。

また、入試前に教員の配置が決まるため、教員数では、定員割れの学校の先生は楽なようです。しかし、指導面では、生徒たちの成績のばらつきが大きく大変だと聞いています。

生徒にとっても、定員割れは、ありがたいことですが、入学後の学習や学校生活に弊害が出ており、例年以上の退学者を出している高校もあるようです。

18232[2]
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大阪府公立高校募集定員⑤
2011-11-20-Sun  CATEGORY: 未分類
一昨日発表になった「平成24年府公立高校募集人員」では、今年より1120人減の45320人になることが発表になりました。この数字に基づき、一考してみたいと思います。

来年の特徴は、増員と減員が同時に行なわれたことです。これは今までにはなかったことです。募集人員の決定は、その年の中学三年生の人数を母数に算出されてきました。このため、増えた年は各校増員のみ、減った年は減員のみという状況でした。

来年は、受験生の動向を踏まえ、倍率の高い上位校は増員、定員割れを起こした中位、下位校は減員となったのです。新聞発表のように各高校の意向を聞いたうえで、地域の状況等を加味して決定されたのだと思われます。

定員を減らした32校の五ツ木模試の平均偏差値は41.7、これに対し増員した8校の平均偏差値は59.1。この数字からも、はっきりと線が引かれていることがお分かりいただけると思います。

増減が多かったのは、1、3学区、逆に少なかったのが2、4学区です。これは地域性だと思います。当塾のある4学区は、唯一学区内に大阪市を含まない学区です。もともと公立志向が強い地域であることに加え、大阪市内に集中する私立高校から距離があります。この結果、私立に流れる生徒は少なく、他の学区よりも定員割れ校が少なかったのです。この結果、来年の減員も最小限にとどまりました。

具体的には、4学区では、1クラス少なくなるのが4校。定員割れした金岡、成美とりんくう翔南(この2校は普通科総合選択制)、それに意外だったのが、今年1.44倍の高倍率を記録した岸和田です。岸和田に関しては、施設面での理由なのか、受け入れられない何かがあるのだと思います。

これに対し、泉陽が1クラス増員になります。さらに、うれしいことに普通科単位制の鳳が1クラス増えます。この結果を相殺すると、上位校で1クラス増、中位、下位で3クラス減になります。私の予想では、今年まではいかなくとも、今年に近い状況で落ち着くのではないかと思います。

普通科単位制の高校では、鳳の増員に対し、長吉、槻の木が減員と明暗が分かれることになりました。また、その他の専門学科は、ほぼ今年通りなのですが、特筆すべきなのは、千里の総合科学科が2.62倍の高倍率を受け、1クラス増員になったことです。

全体に目を向けると、中3生の数が今年より2500人増えています。ということは、この人数ではさらに少ないことになります。今年の公立高校の募集は、46440人に対し1500人の定員割れにになりました。来年の志願者も同じ動きをすると考え試算すると、約46600人になります。追いかけた数字でも、来年度の公立高校の募集定員45320人は少ないことがわかります。

しかし、来年の私立専願者は、今年よりも増えそうだと聞いています。私立へ進学する生徒が増えるほど、この定員に近づき、定員割れを起こす公立高校まで出るのではないかと思います。私は、来年の定員は、実際、そんなに厳しいものではないと考えています。

定員を減らすだけでは、問題は解決しません。前にも述べましたとおり、いままでの公立人気は、授業料の安さに支えられていたのです。今後、私立に向かう生徒はますます増えることでしょう。変なプライドなど捨て、新しい公立高校作りを始めてはどうでしょうか。

泉塾連の先生で、もっと専門的に資格をとらせ就職を支援する高校があればという方がいらっしゃいます。極端な話ですが、「自衛隊」みたいな学校です。今の高校の枠組みでは、対応できない高校生が生まれています。そんな生徒たちを受け入れるのが公立の学校だと思うのです。

また、今後、200名の募集でも定員割れする公立高校は、積極的に統廃合していくべきです。ベビーブームの時に新設校を増やした分、少子化の今、それが重荷になっています。1999年から統廃合を進めてきましたが、まだまだ不十分です。反対する方も多いでしょうが、現状では多すぎます。

今後の府下の中学卒業生の数を見ても、平成26年をピークに毎年1000~2000名減り続け、平成32年には、10000人減ることが予想されています。先を読んでの早急な対応が迫られていると思います。
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大阪府公立高校募集定員④
2011-11-17-Thu  CATEGORY: 未分類
今日は、関西私塾教育連盟の研修会に参加してきました。私学の先生やテスト会社の方による講演でしたが、これからの公立・私立の変革内容や追跡データに基づく分析結果は、個人塾では知りえないことばかりでした。是非、今後の受験指導に活かしたいと思います。

まず、本日14時の教育委員会会議後、来年の公立高校の募集定員が、OPENになるそうです。もうご存知の方もいらっしゃるのでしょうが、私は、明日の新聞発表を楽しみに待ちたいと思います。

どうも定員が増える高校と減る高校に分かれるようです。

以前、クラスが増えたときに公立高校の先生からお聞きしたのですが、今は、選択科目授業の増加や少人数授業が積極的に実践されているため、教室が足りない状況なのだそうです。ですから、クラス増を単純に喜べない現実があるとおっしゃっていました。つまり、公立は私立のように大きくクラス数を増やすことができない、増やしたくても増やせないということになります。となると、増減の幅は、1クラス増える学校と1クラス減る学校が多いことが予想されます。

また、定員の増員については、私学との交渉の結果、私学は2400名の増員受け入れ、公立は、1500名を増員することで落ちついたようです。もちろん私学は、それ以上受け入れるだろうとのことでした。一安心です。

この結果、入学者数は、昨年公立72.6%私立27.4%⇒今年公立67.8%私立32.2%の割合の変化が、さらに来年は、公立64%私立36%前後位になるのではないかと思われます。

私は、ますます私立の存在が大きくなり、公立の定員割れは来年も続くことになるのではないかと思います。

また、教育委員会のお話や再来年の入試に向けての動きも話題にのぼり、興味深く聞かせていただきました。まだまだ、落ちつかない入試がしばらく続きそうです。

とりあえず、明日の朝刊を楽しみに待ちます!
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自業自得!
2011-11-14-Mon  CATEGORY: 未分類
20111113_122119.jpg
昨日は、高校ラクビーの大阪大会の決勝戦でした。
切符をもらったので行ってきましたが、レベルの高い試合に圧倒されました。特に、第一試合の大阪桐蔭と大阪朝鮮の試合は、ロスタイムにペナルティキックで逆転するという、劇的な幕切れにシビレました。

深夜、その余韻を楽しもうとテレビ放送を観ると、なんと息子のラグビー部の先生が解説者として登場されビックリ!
いつも練習や試合では、でかい声で、生徒たちに向かって、大阪弁丸出しで罵詈雑言を浴びせていらっしゃる先生が、小さな声で、言葉を選びながら、標準語をかみまくっていらっしゃるのに爆笑しました。

そこで思ったのです。日頃はどうであれ、公の場では、普通の常識ある人間なら慎むのが当たり前で自然なことなのだと。

二週間ほど前、急にこのブログへのアクセスが増えました。調べると2chとある受験掲示板に、ここのアドレスが貼ってありました。そこから広がっていって、いろんなことが分かり…。

今回、肝に銘じておくことは、「うけや反応を期待した記事は書かないこと」です。以前、一日のアクセスが2000件を越え、舞い上がったことがありました。書きたいことを書きたいときに書くのが、このブログの出発点だったのです。増えてきた読者を意識した書き込みなどいりません。読み返したいくつかの記事に、落ち込んでしまいました。

これからは、言葉をもっと選びながら、真意が伝わるよう努力したいと思っています。
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大阪府公立高校募集定員③
2011-11-07-Mon  CATEGORY: 未分類
とてもお恥ずかしいお話なのですが、私は間違った情報を皆様に流すところでした。

というのは、先週、某公立高校の校長先生とお会いしたときに、『来年の公立高校の募集定員はどうなるのですか?』とお尋ねしていたのです。

すると、その校長先生から、私の予想とはまったく違った答えが返ってきました。『来年の募集定員は増える。具体的には、二校に一校が一クラス(40名)増えるだろう』とのことでした。

このことを皆様にお伝えしようとブログを書き始めていたのですが、まとまらず、下書きのまま保存していました。すると、泉塾連のK先生から、この新聞記事が送られてきたのです。

私は、例年以上にこの11月に注目していました。理由は、倍率を左右する公立高校の募集定員が毎年11月に発表になるからです。さらに今年は、教育委員会が来年の募集定員は、各高校の意向を汲むことにすると発表したことで、募集定員の増減がどれだけ起こるのか、予想できなかったからです。定員割れを恐れ、募集定員を削る高校がどれだけ出てくるのか。はたまた、クラス減によって、教員が減らされることを嫌い、強気に構える高校がどれだけあるのか。これによって、来年の倍率が決まる。募集定員の変化が来年の入試を決める大きな要因になるからです。

また、もう一つ大きな審判が今年の11月に下されます。それは、大阪市長選挙です。この選挙結果によって、大阪府の教育行政がこのまま大きく変革されるのか、それとも頓挫してしまうのかが決まります。そして、今後の府立高校授業料無償化への府の援助金や昨年から実施されている私立高校無償化の継続までもが大きく影響を受けることになるでしょう。これは、私学へ吹き始めた風が、大きく風向きを変えることにもなりかねません。また、他府県の私立高校無償化の動きにも大きく影響することになるでしょう。

毎年、各公立高校の募集定員の変化は、その年の受験生の心を揺るがし、倍率を動かします。ですから、不安な気持ちを校長先生にぶつけたのです。それが校長先生からの意外な返答に安心することになったわけです。校長先生は、今年の状況が特別であったこと、来年は中3生の数が少し増えることも踏まえて、増員になるだろうとおっしゃいました。さらには、どこが増えるのかは、私の視界を離れた上の上のところで決まるのでまったく分からないともおっしゃられました。

私は、このことを皆様にお伝えしたくなり、記事を書き始めました。そんな時にこの新聞記事が届き、唖然とすることに…。あの校長先生は、何を根拠に話されたのだろうかと…。

考えたのは、校長先生の状況の読み違え、情報不足です。校長先生の高校は、今年も何とか定員割れを起こさずに終ったため、他校もそんなに大きな動きはないだろうと考えていらっしゃった。それとも、実際にクラス増を希望した複数の高校があることを知っており、増員になるだろうと思っていた…。

新聞記事を否定するつもりはありませんが、あながち定員が減る学校ばかりではないのかもしれません。増減を差し引きした結果、マイナス2000名という結果なのかも…。

また、コメントをいただいた方がおっしゃられているように、今年のように公立が定員を割ったとしても、私立が受け入れるシステム(併願受験制度等)になっていますから、この2000人は、行き場を無くすわけではありません。

各私立高校に対する府からの補助金額を決める制度も変わりました。以前は、各校へ一定の配分があり、これに生徒数分の補助金が上乗せになっていました。これが、第一に生徒数に対する配分がなされ、さらに、様々な取り組み等、頑張った学校へは加配されるようになったのです。つまり、募集定員を満たせなければ、人気のない学校、頑張りの足りない学校と評価されてしまいます。ですから、予想や目標通りの人数を募集定員にするより、少し控えめな人数を募集定員にしている私立高校が多いのだと思います。

どんな定員が発表になるのか、今月中旬の発表を、首を長くして待ちたいと思います。
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大阪府公立高校募集定員②!
2011-11-05-Sat  CATEGORY: 未分類
またまた、キナ臭いお話で申し訳ありません。なんでこの時期に、このタイミングなのかと首を傾げたくなります。

私立と公立の対立は、いたしかたないこととしても、府の教育委員会の態度が気に食いません。公立高校の募集定員に現場の意向を反映させようと、希望を募ったところまでは認めましょう。でも、その意向のままで、全体の募集定員を満たせるかどうかの判断は、教育委員会の仕事なわけです。私学と持ち寄ってみたら、2000人足りませんでした。ドウシマショウ!これでは、お話になりません。

今年の募集定員を1500人も割ったことに関しても同じです。どうして、事前に予測できなかったのでしょうか?!それを仕事としているプロなのですから、蓋を開けてみたら、私立にたくさん行ってしまいました。無償化が予想以上に生徒・保護者を動かしました。ドウシマショウ!では、あってもなくても委員会なのです。

1500人の定員割れは、卒業するまで3年間続くことになります。府立高校の場合、1クラスに2人の教員が配置されます。1人の人件費が年約2000万円、1500人をクラスに換算し、教員数をかけると…。この税金の無駄使いは、誰が責任をとるのでしょうか?

維新の会が提出している「教育基本条例案」が成立すれば、大変なことになりますよ!維新の会の候補者が当選すると子供たちが困りますよ!と言っている様で、気に入りません!

私立高校全体の募集定員を満たせなくなって以来、募集が良好な私立高校は、定員以上の入学者を受け入れてきました。これは、私立全体の定員を大幅に下回ると、公立サイドから、公立7:私立3の募集比率を見直し、8:2にしようと提案されるかもしれないからです。このように、人気校は、募集不振の高校の定員を補うように、自校のキャパのギリギリまで生徒を入学させてきたのです。ですから、大幅に定員を増加させることはできません。

今年、爆発的に入学者を増やした某私立高校は、現在、新しい校舎を建てています。これで、約20教室増やせるそうです。しかし、来年の入学者は、今年より大きく減ることになります。この増築でも、今年のような入学者を毎年受け入れることが不可能だからです。このため、各コースの入学基準を上げ、入学者の敷居を高くすることを決めました。

これくらいのことは、しがない個人塾経営者にも分かることなのです。なぜ、事前に私学に募集定員を打診し、調整しなかったのでしょうか?機能していない教育委員会の問題?それとも、上手く動かせない行政の問題?あるいは、私学のシカト?

もっと言わせていただければ、敢えて何の手立ても打たなかったのかもしれません。こういう事態を想定した上で…。

また、情けないと思うのは、公立高校の意向を聞いた上で、大幅に減った募集定員を調整するのが教育委員会の仕事です。各校のバランスや難易度等を考慮したうえで意向を汲まないと、不公平な募集になるのは明白です。希望のまま、そのまま募集定員にしてどうするのでしょうか?責任逃れしているようで悲しくなります。今年の定員割れの原因をどこまで分析しているのでしょうか?また、上位校の競争率をこれ以上あげないために、何か対策は打ったのでしょうか?

怒りは爆発します。そうなのです。この結果、多大な影響を受けるのは、今年の中学三年生だからです。

最後に、記事に書かれているように、私立高校に募集定員を増やしていただき、2000人の欠員が埋ったとしましょう。しかし、どの私立高校が受け入れてくれるのかで、救済される生徒層が変わってきます。あぶれる生徒層のレベルと受け入れ校のレベルが違えば、入試にさらなる格差を生むことになります。そりゃ入試なのですから、格差は当然です。しかし、各レベル層の入試動向を分析して、定員割れがでないように、また、生徒が集中しないように定員を振り割り、是正するのが教育委員会の仕事だと思うのです。本当に、教育委員会内部で、どれほど掘り下げた議論がなされたのかを知りたいです!
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大阪府公立高校募集定員!
2011-11-05-Sat  CATEGORY: 未分類
大阪の高校、来春は「狭き門」?…募集定員、受験予定者に2000人不足
  大阪府内の来春の高校入試で、公私立高合わせた募集定員の総数が、府内の受験予定者数より約2000人も少ないことがわかった。地域 政党・大阪維新の会が府議会に提案した教育基本条例案が成立すれば、定員割れが3年続いた府立高が統廃合されることもあり、今春入試で定 員を満たせなかった多くの府立高が統廃合の対象となるのを避けようと、事前に定員減を求めたためだ。前例のない異常事態で、府教委は4日、私立高側に「定員を増やして生徒を受け入れてほしい」と緊急要請する。

 府内の公私立高の募集定員はこれまで、中学生の進学先確保のため、公立7割、私立3割の比率で事前に割り振り、受験予定者の総数を下回ることがなかった。全国ほとんどの都道府県も同様の対応だが、大阪では、維新の会代表の橋下徹・前知事が今年度、「公私間の競争を促す」と私立高授業料無償化策を拡充したのを受け、今春入試から公私間の枠が撤廃された。

 今春は府内の受験予定者6万5190人に対し、公立が4万6440人、私立が2万1300人の募集定員で入試を実施。募集が受験予定 者を2550人上回る状態だったが、無償化制度のあおりで私学に人気が集中し、一部の私立高が定員を大幅に超える合格者を出した。一方で、公立への進学者は定員を約1500人も下回り、府立高(全日制)132校の3分の1にあたる42校が定員割れとなった。

 このため、府教委は、原則1校当たり240~400人だった府立高の定員を、来春から志望状況や高校の意向に応じて柔軟に設定する方 針に転換。各校の意向を聞いたところ、条例案の統廃合ルールを懸念し連続の定員割れを免れたい各校が、軒並み定員減を求めてきた。この結果、公立の募集定員の総数は4万3000~4万4000人と、来春の府内の受験予定者数約6万7000人の65%にとどまったという。

 これに対し、私立側は「無償化で人気が上がっても、学校の収容能力には限りがある」などとして、募集定員の総計は今春とほぼ同じ2万1400人に設定。公私合わせても、府内の受験予定者数に約2000人足りない事態となった。

 毎年11月中旬には、公私立高とも募集定員を発表するが、府教委は「このままだと全員の進路が保証されない」と、私学団体に、今年の 実績に見合った定員増員の協力を求めることを決めた。私学団体は、私学全体で定員増を受け入れる方向で検討する方針だが、私学間に難易度の差もあり、どの学力レベルの定員をどれだけ増やすのか、調整が難航しそうだ。
 維新の会は府議会の過半数を占める。知事、大阪市長のダブル選(27日投開票)で条例案の信を問うとしており、維新の候補者が当選すれば、条例案は12月中旬の本会議で可決される可能性がある。
(2011年11月4日 読売新聞)

高校入試、決まらぬ定員 募集総数、進学者数下回る
 大阪府内で、来春の高校入試に向けて、公立、私立の各高校の募集定員が決まらない異常事態が起きている。定員割れを避けたい 両者が低めの定員を見積もった結果、定員の総数が進学予定者数を大きく下回り、急きょ再調整が必要になった。長年踏襲されてきた公私の定員比率を、競争重視の橋下徹・前知事が撤廃したことが背景にある。

 大阪では中学生の進学先を確実に確保するため、進学予定者の7割を公立、3割を私立が受け入れる「公私間の合意」を結び、この割合をもとに、11月上旬に高校の募集定員を固め、中旬に受験生に公表してきた。それが、今春の入試から一変した。前知事は「公私間の合意」について、「カルテルのようなもの」「学校経営を安定させたいという経営サイドの視点しかない」と批判。合意をとりやめるとともに、私立高校無償化制度を大幅に拡充した。公立も私立も横一線で、中学生に選ばれる高校をめざして 競わせる狙いだった。

 この結果、今年度は私学(92校)に募集定員の総数より約3千人多い生徒が入学。一方の府立校(全日制普通科108校)では、約4割にあたる42校が定員割れを起こした。定員割れの規模が100人以上になった府立高校もある。

 私立の受験・合格発表の時期は公立より早いため、府立高校には「早く進学先を決めたい中学生は、公立を受験してくれない。これが公正な公私間の競争なのか」と不満がうずまいた。8月の公私協議で、府教委は「実際の合格者が募集定員を上回るのは好ましくない」と指摘したが、私立側は「公立の努力不足」とやり返し、溝は埋まらなかった。

 このため、府教委は今年度の入学者数を参考にして各校の定員を算出。総計は、今年度の定員より2千人以上少ない「最大4万4 千人」とした。府議会では「大阪維新の会」が提出した教育基本条例案を審議中で、案には、3年連続で定員割れした府立高校を統廃合対象にするという条項がある。府教委関係者は「定員割れを起こしたくないとの思惑が働いたことは否定できない」と話す。

 一方の私立側も、募集定員の総数を今年度の合格者より3千人以上少ない2万1400人とした。私学関係者は「定員割れは学校 の評判にマイナス。定員以上の合格者を出すことはあっても、その逆はどうしても避けたい」。

 10月下旬、両者が全高校の募集定員を持ち寄ると、来春の進学予定者の6万7380人を約2千人下回ることが判明。府教委は 急きょ、私学側に今年度の入学実績に見合う定員に積み増すよう要請し、10日に予定していた私学の定員発表を16日に延期した。

 4日に開かれた大阪私立中学校高等学校連合会の緊急会議では、「(定員不足の解消に)全面協力する方針」で合意。だが経営と 直結する定員の変更は簡単ではないうえ、募集定員を宣伝パンフに印刷済みの私学もあり、具体的な数字は決められなかった。


 連合会の平岡正巳会長は「2千人もの中学生を困らせるわけにはいかず、私学で何とかしたい」。府教委も「府立も現状よりは積み増したい」としている。(2011年11月5日朝日新聞)




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