塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
塾長のモノローグ
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関西大学連携浪速中学校ピンチ!③
2012-02-26-Sun  CATEGORY: 未分類
長々と進展がないまま進んだ関大と浪速の一件ですが、いよいよ大詰めを迎えたようです。

私は、11月に泉塾連の例会で、浪速高校の先生から、これまでの経緯と現状の説明をお聞きした後は、行く末を見守っておりました。

泉塾連での説明は、締結時からの流れをかなり具体的にお話しいただき、新聞報道に至るまでを詳しく述べられました。細かな内容は申し上げられませんが、私がその時にメモを取った内容の一部は、他のブログ等で明らかにされていることとほぼ同じです。この意味では、包み隠さずお話しいただけたのだと思っています。

私は、以前にも書きましたが、双方の利権がらみの顛末ですので、今後、どちらもがきちんと責任をとって幕を引いていただければと考えます。ただ、ドロ沼化する前に、いや、中・高入試の前に、これができなかったことで、罪はさらに重くなったと考えています。

昨日、浪速から文書が届きました。毎日新聞の記事を「大きな誤報」と書いてありましたが、反論などせずにすぐに法的な措置をとっておりますと簡潔に結んでほしかったです(法的な措置については一切書かれていません)。動揺を与えたことを詫びるのであれば、これだけで十分だと思うのです。

公立高校の学区が再来年全廃になり、入試制度も大きく変わることになりそうです。大学入試もこういった問題を機に変わるべきではないでしょうか!

今年、この高校を卒業する卒塾生が、パイロット校推薦で関大への進学が決まりました。一方で、公立高校に進学した卒塾生は、公募推薦でK大を押さえ、一般入試で関大に4回チャレンジしましたが、全滅でした。

中学時の成績を知っているがゆえにこの2人の明暗が心に残ります。もちろん、高校3年間を彼らがどう過ごしたのかは分からないのですが…。

まずは、指定校推薦をばら撒くのは止めるべきです。卒業生の人数以上に4年制大学への推薦枠を持つ高校がたくさんあります。中位、下位の公立高校でも、短大への推薦枠は使いきれていないのが現状です。推薦の定員が増えた分、一般入試が厳しくなり、なんとかその大学の面目が保たれているのです。

中学入試を目指し、難問に毎日泣きながら挑戦している小学生がいます。一方で、労せずに大学が決まり、遊びほうける高三生がいます。この不条理はあってはならぬものです。文科省は、推薦枠を減らし健全な入試バランスに戻すよう厳しく指導すべきだと思います。

私は、大学入試につまずき、浪人を経験しました。あの一年は、長かったです。下を向いて歩きました。とても不安でした。しかし、充実していました。

電車を降りて予備校まで歩く道すがら、仲間と俳句を作って遊んでいました。
わびしかな 試験単(シケタン)片手に 暮れる秋 (笑)

誰もが苦しさを経験し、強くたくましくなります。楽をして進学させたい親心も分かりますが、世の中を生き抜く力は絶対に必要です。

無論、今回の件は、それ以前の問題です。学校の企業化を推し進めるばかりに、常軌を逸してしまったのが原因です。そして生徒を衆目にさらし、さらに、辛い思いを重ねて合格した受験生の汗を濁らせてしまいました。
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学区全廃!③
2012-02-15-Wed  CATEGORY: 未分類
学区全廃をによる影響を考えています。まず、前回の続きからです。市長の言う②情報戦というのがピンと来ないのですが、撤廃直後、願書提出を最終日まで待つ生徒が増えるかもしれません。

公立志向が高かった頃は、毎年受験生の10%強は願書提出の最終日に出願していました。これは、前日までの集計が新聞で発表されるのを待ち、倍率の低い高校に出すためです。また、最終日の午前中までの集計を聞いて、午後に出願する生徒もいました。

学区全廃後、中学校間での調整が難しくなる分、受験生が集中する高校が出てくることが予想されます。どの程度の倍率になるのかで、出願を考える受験生もいるでしょうから、最終日まで願書を持ったままの「握り」の生徒が増えるかもしれません。しかし、これはごく一部の高校だと思います。

また、③評価を相対評価から絶対評価に変えたいとのことですが、これには反対です。ますます、中学校での評価が頼りないものになり、合否判定の資料として使えなくなります。そうなると必然的に当日のテストの割合が大きくなり、イレギュラーの合格者・不合格者を生む原因になるからです。内申重視では困りますが、中学3年生には、一発勝負よりも日頃の成績も加味する現在の入試が適していると思います。

学区全廃によって受験生がどう動くのか?正直、大移動はないと思います。動きが予想されるのは、大阪市内の人気校への移動でしょうか。それと、現在の学区の境目に位置する高校では、受験生の流出、流入によって今までとは違った地域からの生徒が増えることになるのでしょう。さらに、交通が便利な所ほどこの移動は大きくなります。具体的には、同じ沿線内、駅から近い立地の高校へは、生徒が動くことが考えられます。

市内の人気校と書きましたが、市内の進学校ならずともクラブ等の実績を買って受験する生徒。その高校独自の特色を知って受験する生徒。こうなると指導内容の特色はもちろん、特別なクラブに力を入れる公立高校が出てくるかもしれません。

私は、受験生の移動よりも、学区全廃と同時に行なわれるであろう入試制度変革のほうが、受験生に与える影響が大きいのではないかと考えています。

学区全廃に期待するものの一つは、受験機会の複数化です。大阪では前期・後期入試と受験機会が2回ありますが、前期試験と後期試験の高校が違います。一つの高校への受験機会は1回だけなのです。(国際教養科、文理学科等を併設する普通科高校は2回受験できますが)

他府県のように、前期で20%ほどの定員を各高校独自の選抜方式や選抜試験で入学させ、残りを一般入試として後期入試で選抜する。学力だけに頼らない選抜、同じ高校の同じコースを2回受験できる複数化。これが実現されるかもしれません。

このような流れになれば、各校での独自問題の作成をはじめ、様々な変更が討議されることになります。私は、このことのほうが受験生に与える影響が大きいと思っています。
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私立高校入試終る!
2012-02-13-Mon  CATEGORY: 未分類
2月10日に大阪府の私立高校入試が実施され、本日、塾生全員の合格を確認できました。落ちることは滅多にないとはいえ、コースはどうなるのか、専願生は大丈夫か、やはり結果を確認するまで落ちつきません。

入試当日の朝は、駅で生徒を送りましたが、毎年出てくる場違いな人々にガッカリしました。今年の変な人は、馬のかぶりものつけて立っていた人。それと横にビニールの青いダルマを置いていた人。どこの塾かは、TVコマーシャルでご確認ください(笑)。

同業者ながら節操のない対応に腹が立ちます。駅の改札前は、いつもと違い塾関係者でごった返し、受験に向かう生徒を呼びとめ、大声で話し込んでいるのです。まるで待ち合わせをした友達と話しているようでした。

気を使って欲しいのは、各中学校の先生が点呼をしていることです。事前にその駅を利用する生徒をリストアップし、無事、遅刻せずに乗れたかをチェックしていらっしゃるのです。

そんなことなどお構いなしで中央に陣取り、大勢で小旗を振って受験生を迎えている塾関係者の姿にガッカリしてしまったのでした。

毎度の愚痴はこれくらいにして、今年の私立の入試状況をお話します。興味のある方は、
「直前の入試予測」http://www.o-shinken.co.jp/index2.htmをご覧ください。

まず今年も続く私立人気を専願者数が表しいます。3、4年前までは、専願生だけで募集定員を超える高校は、10校ちょっとで、毎年、常連の人気校で固められていました。ところが、今年は30校あります。さらには、専願生だけで定員の2倍を超えてしまった高校が2校あります!?!?(募集定員ってなんなのでしょうか?)

また、去年に引き続きマンモス校の増加がみてとれます。昨年500人を超える入学者を迎えた高校が10校だったのに対し、今年は、12校になりそうです。この傾向は、各校が受け入れ態勢を整えていくことで、今後も続くものと考えられます。

もちろん私立全体での募集定員に対する充足率は、昨年の113.3%から、116.6%(予測)へ、充足率が100%を超えた高校も、昨年47校から、51校(予測)へと好調さを表す数字に溢れています。

昨年来の私立人気が続き、多くの生徒が私立を目指したのは間違いありません。また、その人気が少しずつ広がりを見せようとしているように思えます。

しかし、この数字だけで今後の公立入試を予想してはいけません。私立の募集定員の決定の方法が変わりました。また、今年は、年度途中で募集定員を増やして欲しいと私立高校へ府教委から泣きが入ったからです。ですから、例年のようにこの数字から今後の公立入試を読みとるのは困難なのです。

今年の公立入試!私が気になっているのは、受験生・保護者の根強く残る公立志向です。
①私立を併願で受験し、不合格も覚悟の上で公立上位校を狙いたい
②希望する公立が昨年定員割れしたので、今年も低倍率になるのではないかと考えている
③長引く不況、授業料は無くなっても、他にかかる費用の差を考えればやっぱり公立


総合的に考えて、公立上位校は、昨年並みの高倍率!中位・下位校では定員割れは減るものの低倍率の入試になるのではないかと考えています。また、昨年、何とか定員を割らなかった高校が今年は割れるような予感がします!
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壁に耳あり障子に目あり!
2012-02-06-Mon  CATEGORY: 未分類
先日、ランチを食べに行きました。昼食を外でとることはめったにないのですが、そこでの出来事です。

向かったレストランに到着したのは11時40分、大変混み合っていました。12時30分までなら予約席が空いているとのことで、半ば個室の席へ案内してもらいました。

半ば個室というのは、天井から30センチ位のところまで仕切りがあり、こちらからは隣室が全く見えなくなっていたからです。

ところがその30センチに落とし穴が合ったのです。隣の部屋の様子は分かりませんが、どうしたものか会話は筒抜け、とてもよく聞こえるのです。

おそらく4人の主婦の方々のようでした。その話題は終始お子様の学校についてのお話ばかり、〇〇高校の〇〇コースからは、係属の大学に2人が進学できないとか、うちは2学期の成績が上がり進学できるようになったとか、お話は、通われている塾の授業料にまで及び大変参考になりました(笑)

黙々とランチを食べながら思ったことは、1人が仕入れた情報がこうして3人に伝わり、そしてまた次の3人に伝わっていく。その過程で、記憶があいまいなところは、なにがしらかに形を変えて伝わる。あたかも伝言ゲームのように…。

とても恐いことです。情報で頭でっかちになった方とお話をすると、こちらの真意が伝わらないことが多々あります。電話だとさらに説明が難しくなり、悔しい思いをすることがあります。

大切なお子様の進学先やその進路がご心配だから、不安になるのは分かります。しかし、その情報を鵜呑みにだけはして欲しくないのです。

ご自身の目で確かめろと言いたいのではありません。全部信じ込まず、そんな話もあるのかと受け流す、いや、半分信じる。いやあ、もっと懐を広く深く持っていただき、受け止めるようにしていただけたらと思います。

学習塾が煽る場合も多々あり、私が言える立場ではないのかもしれません。

私は、進学する学校について相談された時、「絶対〇〇中学・高校がいいですよ」とは言いません。この価値観が多様化した今、絶対などありえないからです。信頼されてご相談を受けるのは、とてもうれしいのですが、その校風やら、卒業生の様子や進学先等知りうる限りのことをお話し、ご判断を委ねるのです。

ところが、ハッキリと言って欲しい方もいらっしゃいます。プロなんだからどっちがどうなんだと、判断に迷ったから相談に来ているんだと。そんな方には、頼りなく映るかもしれませんが、逆にこれは凛として譲れないことなのです。

このブログもそうです。鵜呑みにしていただきたくないのはもちろん、ネット上に情報は溢れているのですから、いくつか関連した記事を読まれてから、ご自分なりの考えを固めていただけたらと思います。

そうでした。先日、ここに書いた私学の先生がお見えになりました。
記事をお読みいただき、今後の対策を検討しますとのことでした。本当に恐縮です。こんなブログを読んでいただけるだけで光栄です。どうか、読み捨てていただきますように!
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学区全廃!②
2012-02-02-Thu  CATEGORY: 未分類
平成26年度、現在の中1生の受験から大阪府立高校の通学区を全廃することが決まりました。前回の松井府知事の25年度発言からは、一年の猶予期間がつきましたが、府教委や教育委員の意見は一切通らなかったようです。

これからは新しい入試制度が検討されることになります。昨年から、ハッキリと学区の制限を受けない専門学科は前期試験、学区内しか受験できない普通科と普通科総合選択制は、後期入試と色分けされたのですが、これからは、その必要もなくなります。

今までのように、前期・後期に入試を分けるのか、分けるのならどう分けるのか。入試日程はどうするのか。全廃といえども何らかの制限を残すのか。これから検討すべきことが山ほどありそうです。

泉塾連のK先生から、次のような新聞記事(読売2月1日)が届きました。

統一テスト、大阪府内の全中学生に 橋下市長

①大阪市の橋下徹市長は31日、府市統合本部で府立高校の学区撤廃を教育基本条例案に盛り込むことを決めたのを受け、「統一テストが必要になる。 今までのように序列化だめ、点数化だめなんていう建前論はなくなる」と述べ、府内の全中学生を対象にした統一学力テストの実施を検討する考えを示した。

②橋下市長は2014年度に府立高校の学区が撤廃された際の受験状況について、「学区を撤廃すれば、情報戦になる」との認識を示し、「自分はどの 学校に行けるのかを確認しないと(いけない)」と強調した。

③また、5段階の相対評価となっている公立中学の内申書について、絶対評価に変更するとも表明した。


①には賛成です。昔は府下一斉に実施される共通テストがありましが、三市一町とか市内統一とか範囲を狭めていき、最後、消滅しました。その細かな経緯までは知りませんが、運動会の入賞者がもらえた賞品や賞状がなくなったのと同じ流れなのだと思います。

この結果、個々の学力をはかるものさしは、小さなものなり、精度を欠くものになりました。現在地元の中学では、定期テストの結果は、本人の得点の下に校内平均と80点から90点までに何人という分布表やグラフまでになっています。また、一部の中学ではその分布表すら配られていません。

20年近く前、公立高校の合格発表を講師に分担して見に行ってもらいました。すると、ある生徒の受験番号がなかったと報告を受けたのです。私は、どう声をかけようかと思案し、意を決し電話をしました。

するとなんとも明るいお母様の声。「合格しました。本当にありがとうございました」受験番号を再確認し、ますます何だか分からなくなり、話を続けていると、なんとまあ受験した高校が違っていたのです。

私が、懇談で勧めたのは学区内で4番手の高校でした。ところが受験されたのはトップ高だったのです。力の差は歴然としたものがありましたが、低い倍率に助けられ合格されたのでした。

その生徒が通う中学が、まさしく通知表までも、「よくできる・できる・がんばろう」の三段階で評価する中学でした。これにより保護者も生徒も客観的な学力を把握できないまま、こんな受験をしたのでした。

私の責任でもありますが、この中学では、逆に多くの悲劇も生んでいることと思われます。保護者や受験生は、その結果がダメであっても、納得できる選択をしたいと思っています。こんな意味で、統一テストの復活が、より公正で信頼できる指標になるのであれば、ありがたいことだと思います。

また、私立高校にとっても願ってもないことです。現在、大阪の私立高校入試では、他府県にないシステムが続いています。これに関わるのが、受験生の中学での成績です。

ところがこの成績は、その中学だけのもので、他中学との比較ができません。各私立高校は、その取り扱いに苦慮しています。同じものさしが使えないのです。この結果、各中学校間の不公平感が否めないのが現状なのです。

どの程度統一テストの結果を反映させるのか、それもまた問題ですが、現在よりもより受験生の実力を知る材料になるのは、間違いありません。

②、③については次回、書きたいと思います。
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