塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
塾長のモノローグ
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情報交換セミナー
2012-09-29-Sat  CATEGORY: 未分類
27.28日と泉塾連主催の情報交換セミナーに参加しました。これは、各高校をお招きして、今年の入試結果や進学実績、来年の変更点や新しい取り組み等をお話いただくものです。今年は、二日間で12校の私立高校と2校の公立高校のお話をお聞きしました。

私立高校は各校様々で、勢いのあるなしが声のトーンにも表れていました。この数年で大きく飛躍した高校がありますが、今後はますます明暗が分かれるように思います。

私立高校無償化を受け、私立高校の特待制度も大きく変わりました。授業料を免除していた特待制度は、無償化された今では普通のことになったのです。今回驚いたのは、授業料とは別に年50万を支給するという特待制度です。授業料は国と府で援助してくれ、さらに私立高校から50万いただけるのであれば、公立より安くなります。御得感を感じる一方で、ここまでして優秀な生徒を集めたいという私立の意欲を感じました。しかし、この穴は、他の生徒の授業料から埋めることになるわけで…。同じように年35万を支給するという高校もありました。

公立のS高校にお願いしたのは、入試問題の改善です。以前にも書きましたが受験者の平均偏差値が40台にもかかわらず、理数科や総合科学科と同じ難解な数学の問題で毎年試験を続けているからです。府教委が作る問題であるのでいかんともしがたく来年も今まで通りの問題を使うとのこと。自ら問題の一割しか解けない受験生もいるとおっしゃっていましたが、それが分かっていながら何故見過ごし、毎年繰返しているのかが理解できません。

理数系の学科ですから数学の配点を大きくして、数学100点、国語50点、英語50点にする。ここまではわかるのです。ところが、その数学の問題が難しすぎて一割しか解けない受験生がいて、しかもそんな子でも低倍率のために合格している現実。

さらに入学者の内申格差が大きいため、1クラスしかないその学科の指導には他のコースにはない少人数指導等の手厚い体制を敷いているとフォローされていらっしゃいました。それは違うでしょ!他のコースの子供たちに差別感はないのでしょうか?それでも続けていけるのは公立高校だからでしょうか?私立ならとうの昔に方向転換し、学科そのものを廃止していることでしょう。学校側のニーズに合った生徒層が入学してこないのなら、その学科の指導内容を大幅に見直すか募集を止めるしかないのです。

さらに来年の募集は、普通科の前期参入で定員割れしないか心配だとおっしゃっていましたが、あの難解な入試問題を見て受験を断念する生徒がいることにすら気付かないのですから、定員割れは当然のことだと思ってしまいました。

この入試問題の改善は、偏差値50台の国際科学科を持つ高校にも同じ旨をお願いしましたが、うやむやに返事されたまま、何の変更や手立ては打たれていません。現場の校長先生から変えることが出来ない問題なのであれば、どうか府教委の方で対処していただきたいと思います。こんな問題でふるい落とされている受験生が可哀想です。
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思い起こせば…天下りの人たち
2012-09-08-Sat  CATEGORY: 未分類
思いついたまま、昔の会社にいた人たちのことを書いています。
今回は、天下りをしてきた人たちです。

すぐに思い出したのは、JR出身のUさん。車はボルボ、時計はロレックスというなかなかオシャレな方でした。

Uさんには、誰も知らない新幹線開通時の苦労話やこぼれ話をお聞きしたのが一番の思い出です。

それから、文科省出身のT顧問。月に一回大学への挨拶回りに同行させていただきました。歯が悪く、残り少なくなった歯を見せてお笑いになられる姿が懐かしいです。

そう、その頃某大学の建替えで慌ただしい時期でした。たくさんある仕事の中で、美味しいものを探し、それを自社のものにできるかが勝負でした。

その大きな権限を握っていたのが、当時の文部大臣でです。その柔和で穏やかなお顔とは裏腹に、その方のところにはたくさんのお金が集まったと聞きました。

Uさんは、私が会社を辞めた翌年に入院され、当時3歳だった娘を連れてお見舞いに行きました。T顧問は、会社を退職後、郷里の島根にお帰りになり、年賀状だけのお付き合いになりましたが、5年ほど前、お亡くなりになられたとのお葉書をいただきました。

お二方とも、出世競争に凌ぎを削ることもなくなり肩の力が抜けていらっしゃいましたが、その分、冷静に会社の置かれている状況や問題を分析されていました。スルドイ意見が多かったです。

T顧問とは、挨拶回りの後「立ち飲み屋」で一杯飲んで直帰することもありました。
あらあら、やっぱり飲んでいました。
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I高校 N校長先生について
2012-09-04-Tue  CATEGORY: 未分類
市長選出馬や国歌斉唱事件、さらには次の衆院選の出馬等、話題に事欠かない方ですが、私が感じていることを書きます。

一昨年、初めてお会いした時、そのイケメンさに嫉妬(笑)すら覚えた私ですが、三年目を迎えて彼の声に耳を傾けてみると、まず、その主張がぶれていない事に気がつきます。

卒業式に卒業生が作成したスライドを見て、感動とともにこう思われたのだそうです。楽しかった文化祭、体育祭、修学旅行、部活動…。しかしこの子らは、他の高校に進学していたとしても三年後の今日、同じ思いを感じていたのではないかと。I高校だからできた。I高校でなければできなかった。I高校で変われた。そんな思いを生徒に感じて欲しい!そんな高校を目指したいと。

彼が考えるのは、外国の高校生に劣る英語力。理数は一定の水準が維持できているのに、英語力だけが国際水準を下回っている現状。これを変えるには、新しい英語教育システムが必要だと。しかし、そんな志を持っても四面楚歌の中で、ここまでの道のりは大変であったことと思います。意見が合わない教員、理解してくれない保護者。それが三年目のお話には不満な声が減っていました。少し内部的には落ちつかれたのではないかと思っています。

毎年、いくつもの公立高校を訪問します。新しく来られた校長や教頭先生が今後の校の方針や変革について熱く語られます。期待して帰るのですが、その後何年経っても何も変わらない。それがほとんどの公立高校なのです。ぶれずに三年間語れるだけでも立派なことだと思ってしまいます。それどころか、教育委員会を説き伏せて自分の考えを実現する「グローバル科」を来年立ち上げるわけです。

これで衆院選にでも出馬なされれば私の見る目がなかったことになりますが、三年の任期が最大五年まで延長できると聞いています。グローバル科が動き出し、確立するまであと二年いていただきたいと思っています。

私は、橋下派ではありません。しかし、今の与党のように公言した事を忘れてしまったかのように実行しないのは許せません。文部科学省も同じです。何も具体的な方策が示されないまま「来年から高校での英語授業は、英語でせよ」などと指示しても、生徒の実状や教員の資質、どれをとっても無理なことは誰でも分かるはずです。民意を反映したかのように旗を振られても誰もついていかないのです。

今回の大阪府の入試制度改革も同じです。受験の機会を増やせ!受験生の負担を減らせ!中学の卒業式前に入試を!カッコばかり気にして生徒・保護者のご機嫌をとったつもりなのでしょうが、パズルを解かずに入れ替えただけでは、何も問題は解決されていません。それどころか現実的に生徒に多大な不安を抱えさせる最悪な入試になりそうです。来年の前期入試は、2倍いや3倍を超える倍率の高校で溢れるかもしれません。

卒業式の国歌斉唱も教育委員会から指示が出たものです。「起立して歌っているかどうかを確認せよ」と。その指示に従った結果だと思っています。なあなあで済ました他の校長先生と違い、法律家としてそうできなかったのかもしれません。その結果、マスコミはそこに飛びつき、大きな波紋を呼ぶことになりました。

また、英語だけでなく、数学の指導にも補習を含めて力を入れています。これには大賛成です。以前にも書きましたが、国公立を目指したくても難解な数学に手が出せずにセンター試験をあきらめる公立高校の生徒が多いのです。特に数学の苦手な女生徒に多いようです。しかし、センターレベルの数学は、ちょっと後押しさえするだけで十分点数が取れます。これをしてくれる高校かどうかは、生徒の進路に大きく影響すると思っています。

しかし、危惧していることが一つあります。彼のやりたいグローバル科は実現しますが、上位クラスの生徒の意識と学力の維持が難しいことです。今の公立高校の制度では、違うコース間の生徒の移動は出来ません。普通科にもグローバル科と同じような選択科目を設け、グローバル科の生徒を刺激していきたいと担当の先生がおっしゃっていましたが、移動ができないとすぐに幅広い学力層が出来上がります。そうなると思うような成果が上げれなくなるのです。

普通科の制約から解き放たれ、専門学科としての特色を出したカリキュラムを手に入れたかわりに、生徒の入れ替えの自由を手放したわけです。文理学科が今、その苦しみを味わっています。公立にも入れ替えのできる制度が必要だと考えています。

校長としての限られた権限と教育委員会の大きな壁。どこかの理事長・学院長&校長の御仁とは、立場も違えば、全く違う次元で悩まれていると考えています。

最後に、I高校は他校より募集定員が多いにも関わらず、この2年、倍率は上昇し続けています。まだ昔のヌルイI高校を望む声もあるようですが、再来年は学区全廃なのですから、同じレベルのヌルイ高校は、何校でも選べます。特色ある和泉の教育に賛同して集まる生徒だけで十分!そう言える高校になって欲しいと願っています。
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和泉高校「グローバル科」
2012-09-03-Mon  CATEGORY: 未分類
和泉高校に来年「グローバル科」が新設されます。来年の目玉になるはずが普通科の前期入試参入でかすんでいますが、その内容は変わっています。

私が「グローバル」なる言葉を初めて聴いたのは、大学の入学式でした。「これからの君たちは、インターナショナルなグローバルな人になってください!」目新しい言葉に心躍ったのを覚えています。ところが30年以上経った今、その言葉は繰り返されるだけで、そのための教育システムや指導は立ち遅れてしまっているのが現状です。

そこに風穴を開けようというのがこのグローバル科です。使える英語。具体的にはこれからの国際人として必要な高い学力とともに英語で相手を説得出来る力、交渉できる英語力。そのために論理的思考力とともに話せる、使える英語力を身につけようとするものです。

グローバル科は、理数を含めた各教科の上に成立ち、その高い学力を活かすための英語力を身につけようとするもので、今までの英語科とは違います。

それがご理解いただけるのが、ボーダーゾーンの選抜基準です。これは、合格者の最後の10%は、各高校が決めた基準で選べるというものですが、なんと入試の数学の点数が良かった生徒から選ぶのだそうです。

この二年、英語教育に力を入れ、その基準にトーフルを導入するということで注目を浴びてきました。その生徒が三年生になり、いよいよ来年は、その成果が問われることとなります。「英語超人」と題した授業を受けてきた三年生16名の精鋭たちは、かなりの成果を上げているようです。また、そのあとに続く同じクラスの生徒たちも刺激を受け伸びているようです。

現在は、普通科の枠内で「グローバルコース」を作り、成績による入れ替えもやっているようですが、それには限界があり、専門学科になることでその特殊性をさらに出していけるようなシステムを作るということなのでしょう。

また「わけのわからん学科ができた!」と思っていたのですが、ちょっと違うみたいです。

次は、三年目を迎えられた「中原校長」について書きます。
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