塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府公立高校入試⑤
2012-12-29-Sat  CATEGORY: 未分類
新しい政権下での「高校無償化の見直し」が話題になっています。苦しい台所事情は理解しておりますが、せっかく諸外国並みの無償化ができたのですから、見直さずこのまま続けて欲しいと願っております。

府立高入試、前期4.09倍 公立中学校長会、進路希望調査を発表 産経12月15日

 府公立中学校長会は14日、来年度入試の第1回進路希望調査の結果(6日現在)を発表した。前、後期で2度の受験が可能になった府内公立高校の 全日制普通科は、全体では募集人員計2万9380人に対し、3万4563人が希望、倍率は1・18倍。このうち前期は、計6420人の募集に約 2万6237人が希望しており、4・09倍の高倍率となった。
 前期が高倍率になったことについて、校長会は「早く受験を終えたいという生徒や保護者の心理が働いたのでは」と分析している。
 今年度の中学卒業見込み者数は7万5041人で、このうち高専や定時制を除いた進学希望者は7万4232人。第1志望に府内公立高校を挙げたのは79・99%(5万5791人)で、前年度比0・33ポイント増。府内私立高校は17・55%(1万2240人)で、同0・40ポイント減だっ た。
 公立高校の学科別では、府立和泉高校に新設される「グローバル科」が80人の募集に対し、268人が希望。倍率は3・35倍となっていて、毎年 人気を集める文理学科(2・75倍)や理数科(2・24倍)を上回っている。


驚くべき調査結果です。このまま受検すると、多大な数の前期不合格者が出ます。そのうちの半数は、打ちのめされて後期を受検する気すら失くしてしまいます。公立入試を活性化させるための制度改革なのに、これでは後期で大きな定員割れが起こることになりかねません。

こんな事態になるとは誰も予想できなかったのでしょうか?

前にも書きましたが、以前、一部の専門学科で前期・後期で定員の半分ずつを募集していました。ところが、前期の高倍率に対して後期の定員割れが続き、入学者の大きな学力差も問題になり、一つに統一されたのです。この教訓はどこへいったのでしょうか?

数字を見て考えたことがあります。それは私の手元にあるテスト業者の資料との違いです。この調査は全中3生に対して行われました。対象者が増えたことで見えてきたことがあるのです。

テスト業者の数字は、受験生が合否判定をしてもらうために書いた学校です。志望校のため上位の高校の倍率が高くなっています。また、下位の生徒の業者テストの受検率が低いため、下位校の人気が低かったともいえます。

私は、この資料だけで、上位校は人気が高く、下位校は低いと思ってしまったのですが、そうではなかったのです。この調査結果から、前期は、下位校も激戦になることが予想できます。やはり、入試を早く終えたいと思うのは皆同じ、いや、下位の生徒ほど強く思っているのかもしれません。

こうなるとますます後期の定員割れが気になってきます。校長会を通しての人数調整が行なわれますが、これほどの生徒が希望しているのですから、大きく受験者数を変えることは無理だと思われます。

前期を受検せず「力を溜めておく」のが得策とも思えます。
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大阪府公立高校入試④
2012-12-17-Mon  CATEGORY: 未分類
衆院選も終わり、その結果に驚かれている方も多いことと思います。
入試では消去法は有効な選択手段ですが、国会議員を消去法で選ぶのはつらいですね!
議員数を減らし、議員としての品格を備えた人ばかりにすべきですし、いとも簡単に形勢が逆転する選挙制度そのものを改めるべきだとも考えています。

さて、来年の公立高校入試ですが、やはり前期の倍率が気になるところです。

某業者テストによると公立前期普通科校を第一志望にする生徒は、入試が迫るにつれ増えてきています。また、普通科希望者の6割強が前期を第一志望にあげており、単純に前期80名の募集人員で倍率を予想すると、平均倍率は2倍~2.5倍になります。平均でこれですから、文理学科の倍率をはるかに超える高校も出てくることでしょう。これからの動向が気になります。

志願者の平均偏差値を昨年と比べてみると、前期志願者の平均はほとんどの高校で昨年を上回っています。しかし、後期志願者の平均偏差値は昨年を下回っている高校が多のです。これから、前後期合わせて考えるとレベル的には各高校の成績基準にそれほど大きな変化はなさそうです。

さらには、中堅校以上の希望者が多いのが分かります。今年よりも下の高校まで高倍率になりそうです。この増加した数の一部は、今までの前期校から流れてきたものでしょうから、影響を受けて今年より倍率を下げる中堅以上の専門学科校が多数出てくることになります。

専門学科は、全定員を募集するのに対し、普通科は80名ですから、倍率によって難易度が逆転する可能性があります。受験校の選択がとても難しい入試です。

前期志願者の数が多く、さらに志願者のレベルが上がっているのですから、前期はとても厳しい入試になります。一方、後期は、一部の人気校を除き、レベルの下がった倍率の低い入試になります。

後期に照準を定めて、試験慣れの場と割り切って前期受検するのか、嫌な思いを避けて後期だけを受検するのか、この選択も難しい入試です。
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