塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府高校入試《ボヤキ編》③
2013-02-23-Sat  CATEGORY: 未分類
公立高校入試の問題点の一つに、入試問題の難しさが挙げられます。前期入試を終え、あまりの出来の悪さにやる気をなくす受験生も多いのです。今回はその問題について書きます。

20日の前期入試の数学の問題を解いてみました。難し過ぎるとの声を受けてか、例年より少し易しくなったようです。文理学科・理数科・総合科学科・国際文化科・サイエンス創造科が受けた難しいほうの問題は、昨年までは考え込むものが1、2題含まれていました。しかし、今年はすんなりと解法が見えてくるものばかりでした。

実際に解いていただきたいのですが、昨年までの状況だと文理学科合格者平均で5割程度しかとれない問題です。国語や英語の平均と比較すると2割以上の開きがあります。

この問題が総合科学科やサイエンス創造科の入試問題なのです。理系の学科だからとの判断でしょうが、受験層の学力を考えれば無理があることがお分かりいただけると思います。さらに今年から文系学科である国際文化でもこの問題が使われました。

実際に問題を解くと色々なことが見えてきます。

まず、問題そのものに古臭さを感じます。私が解けたのは古臭い(腐ってはおりません)からです。昔、演習した問題と似ているのです。何故そう感じるのか?その理由の一つに、図形の問題の多さがあります。配点の半分以上が図形の問題なのです。

受験生は、図形の問題が苦手です。これは面積や体積を徹底して学習していた小学校が、その量や質を落とした結果だと考えます。以前は、6年生の後半は、面積・体積に多くの時間を割いていました。また、3.14を使った演習を多く積むことで、計算力をつけて中学に進学していたのです。

この蓄積のない受験生に、複雑な図形や空間的な思考を要する問題は酷なのです。実際、このような問題は教科書になく、中学校で学習することもありません。

この現在の受験生と入試問題とのミスマッチが大きな問題です。

次に問題文の長さです。張りつめた緊張感の中で、長文の問題説明は可哀想です。もう少しわかりやすく手短にしてもらいたいです。なんとでも書ける内容が、一々細かに長々と説明されています。問題を最後まで確認せずに解く受験生も多いのではないのでしょうか?条件をまとめて示し、中学生に適した表現にして欲しいと思います。

さらに、問題数です。難しい問題で15題(60分)、易しい問題で22題(40分)です。

以前、塾仲間で集まり中3生に実施する模試を5科、5回分作った経験があります。この時の問題数が数学33問(50分}でした。生徒の真の学力を判断できる、小さなミスが響かないテストを作ろうと考えた結果でした。今回の入試問題の配点は、証明や求め方を書く問題で5点、単問で4点がありますが、100点満点に換算すると10点、8点になるわけで、この差は大きく合否に響くことになります。

幅広い学力層に対応し、各高校の学力層間に差が出る問題であること。とても難しいと思いますが、そのためには、それなりの問題数は必要だと考えます。もう少し配点を小さくして問題数を増やすべきです。

具体的には、易しいほうの問題で普通の中学生が解けるであろう問題が13問(18点)というところでしょうか。100点満点に換算すると36点ということになります。おそらく、中位から下位の高校では部分点を減点法ではなく加点法で加えて調整するものと思われます。

それからいやらしい問題が2問、易しいほうの3(2)、傾きと考えるとマイナスになりますが、速さと考えればプラスになること。それから難しいほうの2(1)、昔よく出た直線の傾きを変域で答える問題ですが、あといを逆に書いてしまった受験生がいると思います。折角答えにたどり着いて、最後の最後で間違える問題はいらないと思うのです。

大阪府教育センターが後期入試の合格者の平均点を発表しています。平成22~24年度後期入試の各科の平均点は、国語60.2、社会60.9、数学A38.2、数学B47.1、理科51.0、英語A50.0、英語B65.5になります。

前期の平均点が知りたいです。サイエンス創造科だけでも…。また上の数字は、適しているようにとれますが、合格者の平均点であること。さらには、数学同様、国語にはあいまいな採点基準が多く見受けられ、各校の裁量で採点が行われているのです。本当の実態を調査し理解した上で、入試問題を作って欲しいと考えています。

今年は、昨年の前期より、約7000人の定員増がありました。ところが、受験者は22000人以上増えたのです。前期受験者数は昨年の2倍以上になりました。この難しい問題によって、自信をなくし、やる気をなくした受験生が何人いることでしょう。

変えましょう!こんな入試問題!

いつやるのか?
今でしょう!
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大阪府高校入試《ボヤキ編》②
2013-02-22-Fri  CATEGORY: 未分類
公立高校前期入試が終わり、受験生の張りつめた意識が一気にダウンしています。あまりの出来の悪さにあきらめムードの生徒もいて、今回の入試が受験生に及ぼした影響の大きさを実感しています。

4学区の状況を分析してみました。普通科がある22校の前期の平均倍率は3.37倍。これは、文理、国際教養、グローバル科を含めた倍率です。ところが、この22校が募集定員すべてを前期で募集していたとすると受験生6471人に対し募集枠は6920人、平均倍率0.935倍になるのです。

今年のバカげた入試の実態が明らかになってきます。前期の倍率に踊らされ右往左往することになった受験生。こうなったのは、今回の普通科80名前期募集のせいです。例年通りであれば、すんなり収まっていたものをあえてかき回したのです。

他の専門学科の不合格者が後期の普通科を受験しますが、今年は前期で受験をやめる生徒も多く(これも今回の入試のせい!)、後期入試は定員割れになる高校が増えるものと思われます。より多くの受験生の願いをかなえるべき入試制度が、心を乱し、傷つけ、やる気をなくさせたのです。

入試制度を変えることのできる教育委員会は、これまでも公立高校の立場での変更を重ねてきました。

大阪府の中退率がダントツで全国一位なのをご存知でしょうか?
この状況を受けて、公立高校でも不登校生への対応をはじめ、様々な取り組みが行われてきました。結果、公立高校の中退率は大きく減ってきたのです。それまで年間三桁の退学者を抱えていた公立高校が、現在20名程度までに減らした例もあります。

私は、高校側のきめ細かな対策だけでなく、この背景に入試制度の変更が影響していると考えています。

平成17年度から公立高校の入試にタイプ別の内申が導入されました。これにより入試点:内申点を一律に約5:5に配分していた入試を改め、3タイプの中から各公立高校が選べるようになったのです。6:4、5:5、4:6の3タイプです。

退学者の多い下位校は、こぞって4:6タイプを選択しました。これで内申重視型の入試ができるようになったのです。退学しない生徒=休まずにきちんと登校する生徒=中学でしっかり評価をもらっている生徒=内申の良い生徒。

この結果、内申の悪い生徒は落ちやすくなりました。さらに不況による公立ブームが後押ししました。現状、10段階の4はないと安心して公立高校を受験できないのです。

合格者の内申が上がった高校では大きな変化が起こりました。それまでどれほど厳しく指導しても並ばなかった自転車が何も言わなくてもキレイに並ぶようになったり、遊びやアルバイトに目を向ける生徒が多く低迷していた部活動に、入部者が殺到し活気が出てきたりと。入学者の内申が0.5上がるだけでこんな変化が起こったのです。

つまり、公立は下位生の入学を拒む入試制度に変えたのです。公立に行けない生徒は、私立専願か定時制に…。ここで注目すべきなのは、この生徒たちの受け皿になった私立高校の躍進です。名前は挙げませんが、受け入れた生徒を大切に指導し、結果を出している高校がいくつも出てきました。様々なコースや選択科目で生徒のやる気を引き出し、各生徒の得意を伸ばす指導。これが実を結び多くの入学者を安定して集めるようになりました。

公立は卑怯ですよね!自分のところでは手に負えない生徒を私立に押し付け、文理学科などという名目で、優秀な生徒だけをかき集める。そんな小手先ばかりのことしか考えていないから、今回のようなことが起こるのだと思います。

大阪は、不登校生数も全国第一位です。公立だけだともっと上がる数字を、私立が頑張って下げてくれています。私立のほうが生徒に対する心のケアもしっかりしているのです。

私立無償化で、風が私立に吹いたかのように見えます。しかし、私立は、授業料を54万でまかなえと言われた弱い立場なのです。それまで60万だった授業料を54万でやり繰りしている私立からは、悲痛な叫びが聞こえてきます。

おかしいものはおかしいんです!
このままではいけません!何とか早く変えまっしょ!
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岸和田と泉陽!
2013-02-15-Fri  CATEGORY: 未分類
さて、公立前期入試の願書が締め切られました。この結果、平均競争倍率は、前期全体で2.19倍、普通科平均で3.74倍。定員しかとらない公立では、これが実質倍率になります。

今年から普通科でも前期入試が実施されることになりました。泉陽の倍率が5.54倍、363人もの受験生が不合格になります。さてこの入試によって泉陽の難易度が変わり、岸和田との位置関係がどう変化するのか?気になるところです。

現状で、某テスト会社の偏差値表によると、岸和田普通科ss64、泉陽普通科ss62となっています。これに加え前期の岸和田文理学科ss67。

今年から80名を募集する泉陽の前期の難易度をどう判断すればよいのでしょうか?

昨年の岸和田文理学科の合格者の内申平均が8.7、普通科の内申平均が8.8。これに対し泉陽の平均が8.1.内申だけで判断すると、岸和田の優勢がみてとれます。

問題は、今年のこの5.54倍の難関を突破する層がどれほどの学力かということです。

昨年岸和田文理学科を受験した生徒は419名(倍率2.62)、今年は383名(倍率2.39)。三国丘文理も昨年439名(倍率2.74)、今年は391名(倍率2.44)と僅かに減っています。この差の約80名をどうみるのかが微妙なところです。

また、泉陽の前期は募集が80名、これに対し三国丘、岸和田は倍の160名。合格の可能性を考えると倍率の低い文理学科に挑戦したい気もします。しかし、難易度を考えると泉陽のほうが…。

生徒は、自分の中学内での成績を把握しています。この結果、以前は、最上位生から順に受験校が下がる傾向が強くありました。ところが実力重視の文理学科出現によって崩れました。これは、岸和田の文理学科合格者の内申が、普通科の内申より0.1ポイント低いことからも分かります。

難しいです。

単純に岸和田の前期文理学科はss67、後期普通科より3ポイント上になります。泉陽に3ポイント加えると前期はss65ということになり、岸和田後期普通科を上回ることになります。

判断に苦しむのは、受験生の動向です。4学区制がとられてから岸和田を受験していた上位層が三国丘に流れました。これが一昨年の文理学科の登場でまた戻ることに…。さらに今年は、泉陽が前期入試に参入することでまた…。

この泉陽の高倍率は、地元志向の強い現状からすれば岸和田から泉陽に動いた生徒の多さを表しているのかもしれません。また、今年から調整校の人数制限がなくなり、大阪市内南部等からの他学区受験生が増えた結果だとも考えられます。泉陽に地の利があるのです。市内南部からは、自転車でも通えます。

色々考えてみると、泉陽が難しくなる条件が多いようです。岸和田との逆転までは難しくとも、今以上に人気が高まることでしょう。

今年の合格者の分析が待たれるところですが、80名の合格者は、岸和田文理160名とそれほど変わらないのではないでしょうか?

少し気になるのは、大手塾の進学指導です。文理学科の合格者数を競う大手塾は、今後も文理学科を推すことでしょう。しかし、文理学科に入り落ちこぼれることよりも、普通科内で競い合う事が今の公立の指導体制から考えると生徒にとって良い結果につながると思っています。

こんなことを考えるより、公立入試を見直すことが先決ですよね!今年のような入試は即刻変えていただきましょう!入試制度を含め学科そのものも変えていく必要に迫られています。

お粗末でした!
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大阪府高校入試《ボヤキ編》
2013-02-14-Thu  CATEGORY: 未分類
通学区域すべての昼間の高校を前期入学者選抜で受験できます。
こんな甘いふれこみで始まった今年の公立高校入試!蓋を開けてみてビックリ!倍率が、2倍、3倍を通り越して、4倍、5倍を超える高校が続出しました。前期だけで約2万5000人の不合格者が出ます。さて、この涙の代価を誰が償うのでしょう。

前期入学者選抜、後期入学者選抜とも日程が早くなります。
中学の卒業式の前に入試を終わらしてくれと頼みましたが、誰が発表から願書提出期間を縮めることをお決めになったのですか?私立の合格発表直後の前期願書提出、さらには前期不合格になれば、水から金までの三日間で後期受験校を決めなければなりません。涙が乾かぬままで、前を見ろとおっしゃられるのですね!ワイパー全開でも、かすんで前が見えません。

さらに、願書提出期間を縮めることを誰がお決めになったのですか?このおかげで一昨日の提出日、高校で3時間以上も待たされる受験生が続出しました。昼過ぎに中学を出て、6時過ぎになっても帰ってこない生徒達。この寒空で風邪をひかすおつもりですか?予想外の受験者数であることは、事前の調査で分かっていたことですよね!何故、その対策がとれないのですか?そして何よりも縮めるところを間違えていませんか?

ハッキリ申し上げます。縮めるのは入試から合格発表までの期間です。前期は水曜の受験で次週の火曜日の発表、後期は月曜に受験して次週の月曜の発表!この期間を縮めればすべてが解決します。数百名の採点にそれほど時間がかかるのですか、採点のプロ集団ではありませんか?就業時間内で処理をすることが前提ですか?それにしても時間をかけすぎです。

まず受験生の立場でことを進めてください。学校サイドの理由はその次です。最悪な結果を生もうとしている今年の公立入試!このままでは許しません!この責任を誰がとるのですか?

国際文化・総合科学高校の入試問題が今年から3科目ともB問題になります。
私はずっと申し上げております。受験者の学力にあった入試問題にするべきだと!昨年の入試結果をご存知ですか?テスト会社2社の合格者の追跡資料を分析しました。英語だけが難しいB問題だった泉北高校国際文化科の合格者の平均得点率57.6%、数学だけがB問題だった総合科学科の平均が46.4%。国際文化科より数字が下がっているのは数学のB問題が難しすぎるからです。数学は30%台でしょう!数学の出来る生徒が欲しいはずの試験問題がこれではお粗末過ぎます。現状でこうなのにさらに今年から3科目ともB問題で入試が行われます。

文理学科と同じ問題で入試を行うからこうなるのです。すべてがB問題だった岸和田文理学科の合格者の平均得点率は、52.7%。今年泉北は、すべて文理学科と同じ問題で入試が行われます。結果は見えてますよね!数学など対策のとりようがありません。さらに市立堺サイエンスの数学が文理学科と同じなんて論外です!まともに合格者を選ぶ気があるのでしょうか?

鳳はすべてA問題で入試を行いました。合格者の平均得点率は70.8%。この数字は逆に高すぎる気がします。他の普通科単位制の高校の受験層が低いためにこうなっているのですが、高得点の中で1点に泣く生徒がいることでしょう。

分かっていただけますか、学科で入試問題を決めるからこうなるのです!その学校を受験する学力層に合わせて入試問題を選べるようにすべきです。公平な入試を不公平なものに変えている今の制度が許せません!

公立入試を一つにまとめるのことも考えるべきです。まずは受験生に願書を提出させる。その後、各校の受験者数を公表する。その後一定の猶予期間を設け、受験校の変更を認める。その上で学力検査!実は、他府県ではこんな入試が行われています。

受験機会が減り、思い切った受験はできなくなりますが文理学科から普通科への回し合格を考える等の手立ては出来ます。いや私は、文理学科は廃止するべきだと考えています。コース変更ができない今のシステムでは、文理学科の下位生に未来はありません。

あ~~~、ボヤキきれない!!!
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大阪府私立高校入試!
2013-02-10-Sun  CATEGORY: 未分類
今日は、大阪府私立高校の入試日でした。駅で生徒を見送りました。慣れない電車に乗って受験校に向かう生徒達!一番厳しい寒さの中での入試!毎年の風景ですが、入試日を大きく動かすことも必要かと思った次第です。

夜には受験を終えホッとした生徒達が集まりました。3000人を超える受験生を抱えた「近大附属高校」では、83教室使っての入試が行われたそうです。先生の数も…

入試問題を見せてもらいましたが、理科で「根圧」「凝集力」を答えさせる出題がありました。これは、昨年から変わった教科書の「発展的な学習」として記載されているものです。現中3生が、中1で習った「植物」の単元ですから学校では習っていないはずです。答えられなかった生徒が多かったのではないでしょうか。

塾としては、この辺りを指導する必要が出てきました。現中2生も習っていないわけで、各科に加えられた「発展的な内容」は、今後、要チェックだと思っています。

私立高校全体の専願率は僅かに下がったものの、昨年より大幅に下がった学校は少なかったようです。これは、公立普通科の前期入試参入で受験生の目が大きく公立に動いたものの、一昨年来の私立人気が続いていると考えてよさそうです。

そうそう、近大附属のSuper文理コースの倍率が39倍と新聞に出ていましたがご安心下さい。私立高校の倍率は「見せかけの倍率」で「実質倍率」とは大きくかけ離れています。

昨年も3000名近くが受験した近大附属でも、実質倍率は1.06倍にもなりません。上位コースの倍率は各校高いですが、回し合格者を合わせて考えれば、不合格者0の学校も少なくないのです。

ご心配なら、各校の昨年の総受験者数と総合格者数を比べてみて下さい。
ゆっくり眠れると思いますよ!
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