塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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「テレビの国」からやってきた校長!番外編
2014-07-29-Tue  CATEGORY: 未分類
和栗先生とお会いした時のことを書くのを忘れていました。

わざわざ泉塾連の例会に、岸和田の浪切ホールまで足を運んでいただきました。本来ならば、こちらから出向かねばならないところで、恐縮しています。

想像通り、いやそれ以上にインパクトのある方でした。ホリエモンを金岡高校に招待したりしてマスコミに注目されることも増え、ご存知の方も多いと思います。

まったくの異業種からの転進には、意見が分かれるところでもありましょうが、私は期待しています。

「公立高校をぶっ潰す」ぐらいの気持ちがないと、長年続いてきた体質は変わりようがないと思うからです。もちろん、先生が「ぶっ潰す」なんて過激なことをおっしゃったのではありません。

任期の三年で、何を金岡に残されるのか。そしてそれがどう広がっていくのか。これからの公立高校の姿を模索していく中で担うべき仕事は多く、それを重荷と感ぜずに実践していただきたいと思っています。

公募で校長になられた方の不祥事が大きく取り上げられ、このまま無くなってしまうような勢いですが、新たな手法や切り口で、校長職をまっとうされた方々の成果を評価し、大きく取り上げるべきだと考えています。

昔勤めていた塾の上司は、「この仕事を辞めて、パンツを売ってでも俺は生きていける!」と豪語されていました。過剰な自信は禁物ですが、どんな職種であろうと、その人が持っている才能は活かされるものです。

閉鎖的な学校現場に新しい風が吹き、ある意味において普通に近づくのであれば、公募での校長登用は、十分その意味があります。

和栗先生を通して私が感じたことは、校長先生らしからぬ振る舞いに、新鮮さを覚えるとともに、これもアリだと思ったことです。

好き嫌いとかではなく、なんとなくでも受け入れてしまう何かがあれば、学校は変わるのではないでしょうか。

そんな何かを感じさせられたひと時でした。
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ちょっと振り返ってみると
2014-07-28-Mon  CATEGORY: 未分類
先日、名古屋に住む親友からメールが届きました。「今年は、14日~18日まで帰省します。都合はどうですか?」

両親が亡くなってから帰る目的を失い、昔の友達と会うことだけが楽しみになってきました。

もう一人、熊本に住む親友Y君がいます。Y君の家は映画館の裏でした。幼い頃から顔パスで入り口を通り抜け、その当時流行っていた日活や東映の映画を観て育ちました。

そのY君に悲劇が起こったのは小学2年の時、もぎりのお姉さん(小母さん?)から「○○君、もう小学生だからここを通れないのよ」と言われたのです。彼の映画人生が瓦解した一瞬でした。しかし、三つ子の魂なんとやらで、その後もその知識は途絶えることなく蓄積されていきました。

ヤクザ映画全盛の頃で、鶴田浩二、高倉健はもちろん、菅原文太、梅宮辰夫、ピラニア軍団の室田、川谷,、志賀…成田三樹夫に渋いところでは佐分利信とか思い出せばきりがありません。小林旭を熱唱していたのもこの頃です。当然、私も彼の影響を受けたのでした。

エンドロールに流れる俳優の順番を、格の違いで最後は誰にするべきだとか尽きることなく盛り上がっていました。

人口1万2千足らずの町でしたが、映画館があったのです。東映マンガ祭りなどが上映され、小学生は特別割引で観れました。しかし、時代はテレビへ。中学に上がる頃にその映画館はなくなってしまったのでした。

私はその頃、姉が毎月購読していたロードショーやらスクリーンを盗み見るうちにハリウッド映画にはまっていました。雑誌に出てくるその一場面、その解説を何度も読み直し、想像を膨らませていたのです。

町に映画館が無くなり、熊本市内まで汽車に乗って約一時間。小遣いを貯めて、目的の映画とその上映館を探しては出かけていました。もちろん一人でです。今思えば、ちょっと変わった中学生です。一人での不安とスリルが楽しかったのかもしれません。

こんなふうで、今も映画は大好きです。

ふらっと中古のDVDを買いに行きます。最近の大作より昔の映画が高かったりしてびっくりしますが…。

たまったDVDを夜中に一人楽しんでいます。先日は、「マディソン郡の橋」、メリル・ストリープの名演が光る映画です。「クレイマー、クレイマー」や「愛と哀しみの果て」の頃とは違った初々しさがステキです。「永遠に美しく…」なんていう恐い映画にも出演していましたが、薬など飲まなくても美しい人は美しいのです。

そうそう「スタンドバイミー」も最近観ました。

塾もデジタル時代、電子黒板やら高機能のプロジェクターが出現し授業が変わろうとしています。出来れば、大きな画面で子供達に本当に良い映画を見せることが出来たらと考えています。もう少し余裕があれば踏み切れるのですが、お金と時間が足りません。

映画は、この年になっても私に夢を膨らませ続けています。
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恐るべし和歌山高専!
2014-07-27-Sun  CATEGORY: 未分類
先日、和歌山高専から豊橋科学技術大学に編入した卒塾生のお母様から、大学院への進学が決まりましたとご報告を受けました。さらに、一昨日、和歌山高専を来年卒業する生徒が、阪大基礎工学部編入試験に合格したと満面の笑顔で報告に来ました。

この卒塾生は、東京農工大学の編入試験にも合格しており、さらに来月、阪大工学部の編入試験にチャレンジします。

今までの卒塾生の進路を比べると、府立高専より出口は良いです。やはり寮生活と通学生の違いでしょうか。5年後の進路は、ほとんどが国公立大学。一人就職をしましたがその先は、JR東海でした。

この仕事を始めた頃、中3の女の子が高専への進学を希望しました。その子のお父さんが高専出身でした。知識が乏しく調べると、その良さが分かりました。入学時に必要な学力とその進路先を比べると、府立高校ではまったく歯がたちません。それから高専進学に興味を持つ生徒にはその子の適正を考えた上で勧めてきました。今年も二人の希望が出ています。

進学した生徒の特長は、人が良く、皆に好かれ、真面目でおとなしいことです。(もちろん当塾にはそんな生徒しかおりませんが)こつこつやるタイプには、向いていると思います。

授業料が安く、寮費も食事代を含めて3万円程度です。保護者負担が軽いのも魅力です。もちろん塾や予備校に通う子はいないわけで、このあたりの費用も府立高校とは大きな差になります。

もちろん、良い面だけではありません。寮生活に馴染めるか、専門的な授業に興味を持ち続けることが出来るかが生徒に求められます。これにより一部の退学者や留年者が出ているのも事実です。

しかし、留年しても国公立大学に進学できれば取り戻せます。大手予備校で国公立理系コースを選べば、授業料だけで100万を越えてしまうのです。

保護者にも忍耐と覚悟がいります。5年間親元を離れるわけです。もちろんその後も離れ離れに…。兄が高専を出て地方に就職、弟が東京の大学に進み大阪で就職した兄弟がいました。

弟は、就職が決まり会社の住宅手当で大阪市内に住もうと準備を進めていましたが、お母さんから「また私を一人にするの?」と泣きつかれて、慌ててアパートをキャンセルし、自宅から通勤することにしました。

このあたりが、問題ですかねえ
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大阪府公立高校入試一本化!②
2014-07-26-Sat  CATEGORY: 未分類
大阪の公立高、3月に入試一本化へ 16年春入試から(7月24日朝日デジタル版)

 大阪府教育委員会の中原徹教育長は23日、前期(2月)と後期(3月)に分けて行っている府内の公立高校入試を、原則として3月に一本化する方針を明らかにした。受験機会を2度設けることで生徒確保が進む一方、授業時間が減るなどのマイナス面があるためで、中原教育長は「定員割れを防ぐ ために生徒が不利益を被るのでは意味がない」と述べた。現在の中学2年生が挑む2016年春入試での実施を目指す。
 府教委によると、実技試験がある専門学科など一部を除いて後期に統一。同一校に複数の学科がある場合は第2志望も認めるという。府教委は03年度入試から前・後期制を導入。当初前期は専門学科のみだったが、私立高校の無償化策が10年度に始まり、入試時期の早い私学に受験生が集まり公立 の定員割れが相次いだ。このため昨春から普通科にも前期試験を採り入れていた。


だから言ってるでしょ!不利益を被る入試を導入したのはあなた方なのです。どうして、この異常な事態を招いた入試を反省し、一本化すると言えないのでしょうか?これでは他人事、意味がない入試を導入したのは誰なのでしょうか?だったら即座に廃止できたのではないのでしょうか?

うまく考えましたね!複数の学科がある場合は第二志望も認めるなんて、文理学科の行く末を心配しておりました。これで第一志望文理学科、第二志望普通科が可能なわけです。

でも、公立では学科に序列をつけ、第二志望を固定できないと思います。第一志望普通科、第二志望文理学科もありでしょうか?(書いてみたいなぁ)。はたまた第一志望総合科学科、第二志望国際文化科てのは…。

こうなると入試は5科目で統一される可能性が大きくなりますね。

実施を決めたのなら、早急にその内容を議論し公表するべきです。来年のこの時期では遅すぎます。また、内申の基準、配点も分からないままでは、受験生は不安です。

ほら、もう生徒が不利益を被っているではありませんか。
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大阪府公立高校入試一本化!
2014-07-25-Fri  CATEGORY: 未分類
書きたいことがたまっておりますが、懇談と夏期講習会の準備でてんやわんやでした。今回は、この記事から始めます。

大阪・公立高、一本化 前後期廃止で競争緩和--16年春(7月17日毎日夕刊)

 大阪府教委は前期(2月)と後期(3月)に分けている公立高校入試を、2016年春から原則一本化する方針を固めた。2度の入試による高校側の事務負担を軽減すると同時に、競争率を下げて受験生の精神的負担を和らげる狙いもある。29日に府内の市町村教委に素案を提示する。
 前後期制が導入されたのは1991年で、前期日程は体育など専門学科に限っていたが、2013年春から普通科も加わった。橋下徹知事(当時)が10年度に導入した私学無償化によって、学費面での公立の優位性が薄れて入試時期が早い私学に受験生が流れたため、その対策だった。
 私学への流出は止まったが、採点など高校側の負担が増し、受験機会が2度になったことで人気校の前期の競争率が高くなるなど、新たな問題が生まれた。
 一本化後の試験日は検討中だが、日程次第では私学への流出問題が再燃する恐れがある。また、自分の長所などを記載した「自己申告書」を提出させ、人物評価を合否判定に反映させることも検討している。


前期入試の募集人員をこれ以上増やせない現状では、一本化はベターな選択だと思います。しかし、記事を書いた記者の方には申し訳ありませんが、もう少し事実をハッキリ書いて欲しいものです。

昨年からの普通科前期入試の導入で平均倍率が3倍を越え、2万人以上の不合格者を出していること。これが昨年と今年そして来年も続けて実施されることです。

このばかげた入試を3年も続ける府教委をもっと批判してはどうなのでしょうか?

保護者や受験生は、高校入試は一回限り、それが終われば翌年の入試に興味はありません。不平不満はその年限りなのです。これをいいことにすぐに変更しない。

昨年、教育委員会の方との会合で、「何の意味もない普通科の前期入試を即刻廃止すべきだ」と要望したところ、今年から始めたものをすぐに変更することは混乱を招くとのお返事でした。

こんなことを言っているんですよ。混乱?勝手に混乱させたのはそちらなわけで、混乱を招いているから即時の変更を望んでいるのです。

この結果、再来年入試を迎える中2生は、公立一本化に伴う入試制度の大幅な変更、さらに絶対評価によるまったく新たな調査書(内申)の導入。さっ、さらに大阪府負担に基づく「私学無償化制度」が5年の期限を迎え見直しされる年にも当たっています。

中2生は、この大きな3つの問題を抱えての入試が決定しました。

ですから、この一本化は来年から実施して欲しかったのです。
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仮説④
2014-07-11-Fri  CATEGORY: 未分類
昨年から入学試験に占める内申の割合が大きくなっていることをお話しています。今回は、専門学科での変化です。

総合学科   40.7(21.1)  ⇒  45.5(24.2)
国際文化   50.0(19.0)  ⇒  39.5(21.1) ※総合科学も同じ
普通科単位制41.1(23.5)  ⇒  45.5(24.2) ※Ⅰ型の場合
文理学科   31.4(11.4)  ⇒  31.3(16.7)

専門学科でも同様、内申比率は上がっています。各学科の総合点に占める内申と副教科内申の割合(%)を出しました。左が2012年、右が2013年からの割合です。

国際文化・総合科学科の高校では内申比率は下がりましたが、副教科内申の全体に占める割合は上がっています。

内申比率の低い文理学科も例外ではありません。副教科の割合は上がっているのがわかります。

次に、入試での学力検査の平均を男女別に調べてみました。前期では数学で男子が強みを見せている一方で、英語、小論文で女子が僅かながら男子を上回っています。合計点では大きな差がないことが分かりました。

前期では、学力検査で差がない分、内申の差が女子に優位に働いているのかもしれません。

さらに、後期入試の学力検査では、男子の平均が女子を合計で12点上回っています。理科と社会で10点ほど女子に差をつけています。

前回お書きしましたが副教科の内申で女子が約3点上回っています。後期入試ではこの内申を5倍して加算します。さらにⅠ型の高校ではこれの0.8倍。
つまり、3点×5×0.8=12点

内申でついた12点のハンデを男子は学力検査で取り戻しているのです。これによって、後期入試では、前期ほど男女の合格率に差がでないのだと思います。

一律に内申5対学力検査5で算出していた時期から内申4対学力検査6を選べるように変わり、上位校では僅かながら男子の合格者が増えました。内申の悪い男子が学力検査で逆転しやすくなったのです。

今回の変化は、これを戻したのですから当然女子の合格者が増えることになったのです。

しかし、これだけの原因ではないと思います。これほど大きな差が内申だけで起こったとは考えられないのです。

まだいくつか検証したいことがあります。結果が出たら報告いたします。
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仮説③
2014-07-09-Wed  CATEGORY: 未分類
大阪府の公立高校は、平成11年度からの10年間「再編整備計画」に基づき、学科の改編や新設、統廃合が進みました。(現在も新しい再編整備計画が実施されています)この結果、普通科の高校が減り、専門学科高校が増えました。姿を変えた高校は80校にも及びます。中には普通科とさほど変わらない内容の学科もありますが、当初は、これも専門学科に含まれ、前期入試で募集が行われました。

総合学科、国際文化科、総合科学科、普通科単位制、普通科総合選択制、何がどう違うのか、受験生は戸惑いを隠せませんでした。そして、これは一度に変えられたのではなく、十数年かけて毎年少しずつ増えていったのです。

問題は、それぞれの学科の選抜方法です。学科ごとに配点はもちろん、受験科目まで違うのです。これに各校独自のボーダーゾーン内での選抜基準がなんと70種類以上もあって…。一言で申し上げると複雑怪奇な選抜を招く結果になりました。

これは、生徒に直接影響しました。A高校からB高校に変えようと思っても、A高校は3科目、B高校は5科目受験。科目の壁が立ちふさがることになったのです。

あまりの多様さに、私達のように毎年受験に携わるものでも、すべての高校の選抜方法を言えませんでした。こんな状況が昨年からシンプルな形に統一されました。前期は3科目、後期は5科目、内申の配分もできるだけ揃えられたのです。

この結果何がどうかわったのか?

この変化を数字にしてみました。学力検査と内申の配点を基に総合点の中に占める内申点の割合(%)を計算したものです。カッコ内の数字は、さらに副教科内申点の割合を示しています。左が一昨年、右が昨年からの比率です。

普通科Ⅰ型 39.8(21.1)  ⇒ 普通科後期Ⅰ型  40.0(22.8)
普通科Ⅱ型 52.4(28.6)  ⇒ 普通科後期Ⅱ型  50.0(28.6)
普通科Ⅲ型 60.6(32.5)  ⇒ 普通科後期Ⅲ型  60.0(34.4)
                       普通科前期     45.5(24.2)

内申比率ではそれほどの変化は見られませんが、カッコ内の副教科の割合が大きくなったのがわかります。さらに注目すべき点は、前期入試の割合です。特にⅠ型の学校での前期入試は、内申比率(副教科比率)が大きくなったのが分かります。内申比率のアップによって、内申(特に副教科)が良い女子が合格し易くなったといえるかもしれません。

この結果を受けて、他の学科の比率の変化、さらに学力検査の男女別平均との関連を調べることにしました。
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仮説②
2014-07-08-Tue  CATEGORY: 未分類
内申は、女子の方が良いことはわかりました。でもそれは、以前からのことで昨年から始まったことではありません。何が変わったのか。今回からは、それを考えてみようと思います。

昨年から変わったことの一つに、普通科の男女比率の撤廃があります。これは、45%ルールとも呼ばれ、普通科の学校が男子、女子のどちらかに偏らないようにと考えられたものです。

具体的には、総合点の良い生徒から並べて定員の90%までは男女関係なく合格者を決定します。残りの10%を選ぶ時点でこのルールが適用されます。たとえば、90%の合格者に女子が多くいたとします。女子の合格者がこの時点で募集定員の55%を超えていれば、残りの10%は男子だけを選ぶというものです。

理不尽な選抜方法でしたが、案外とこれにあてはまるケースは少なく、それほど問題にもなりませんでした。

しかし、新聞の願書提出者状況には、一昨年までは男女別の人数が掲載されていました。このルールが適用されそうな高校を避けて最終日に願書を出す生徒がいたのです。また、中学校の校長会等で各高校受験希望者数が把握されます。偏った男女の数字が分かれば、別の高校を勧められていたのかもしれません。

残念ながら、どれほどの影響を及ぼしていたのかはわかりません。

しかし、普通科から専門学科に変身した高校では、このルールの適用がなくなり、男女比が大きく崩れてしまった高校がたくさんあります。

何も考えずに高校を選べるようになったのは良いことです。特に私立に流れる男子が多い中位・下位校で、女子の多さが目立っていました。この点でこのルールの撤廃は、女子には優位に働いたのかもしれません。

いえいえ、これだけの理由で女子の合格者がこれほど増加したとは思えません。

次は、昨年から変わった配点の違いについて考えてみます。
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仮説
2014-07-07-Mon  CATEGORY: 未分類
以前に書きました「大阪府公立高校入試で、なぜ女子の合格者が増えたのか」について検証してみたいと思います。

昨年の前期入試普通科では、男子の合格者数は30%にも達していません。それまで普通科は後期入試だけの実施でしたが、男子は半数近く占めていたのです。昨年も後期入試では、半数近い数字になっています。何故、前期入試だけこの比率が大きく変わってしまったのでしょうか?今年の全体資料は、現時点で確認できていませんが、お聞きできたある高校では、受験者数÷合格者数が、男子9.2倍に対し女子3.9倍という結果が出ています。

何校かの高校で、この女子の躍進について尋ねてみました。同様に「女子のほうが内申が良いから」というお言葉が返ってきたのです。

本当に女子のほうが良いのでしょうか?

各高校を受験した生徒の内申の平均を男女別に出してみました。九教科のうち、女子が良かったのは、国語、社会、英語、音楽、美術、技術家庭科の六教科です。特に差が大きいのが音楽です。平均で1.2違います。次は美術で0.9、技術家庭0.7と続きます。

確かに女子の内申が高いことが分かりました。九教科の平均で0.4、五教科で0.1。お気づきになられると思いますが、大きな差を生んでいるのは副教科なのです。副教科だけの平均は、0.7も違うのです。体育だけは、男女別に行われているためか同じ平均でした。

この内申の差は、昨年から生まれたものではありません。それ以前も女子の内申のほうが高かったはずです。では、なぜ昨年から合否に大きな影響を与えることになったのか。

それを探るには、昨年からの入試に占める内申割合の変化、特に副教科について考える必要があると思います。

次回は、この入試制度の変更によって生まれた変化についてお話いたします。
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塾の費用、透明化を…
2014-07-02-Wed  CATEGORY: 未分類
塾の費用、透明化を…国の有識者会議が指針案<読売新聞7月1日>

 文部科学省と経済産業省の有識者会議は30日、塾や語学教室など民間教育事業者に、実際にかかる全費用や講師の指導歴といった情報の公開を求める初の指針案をまとめた。

 想定しているのは、塾や語学学校、音楽教室、書道教室、そろばん教室、カルチャーセンターなど。入塾や入会時に実情がよく分からず、思ったより費用が高額だったり、期待したサービスを受けられなかったりするケースがあるため、指針を作ることで透明性とサービス向上を図ることにした。

 指針案では、〈1〉入学試験、資格・検定の合格率と、その計算方法〈2〉入会者のほぼ全員が参加する発表会の費用や追加講座の費用など、支払う可能性のあるすべての費用〈3〉学習塾の担当講師が専任なのか学生アルバイトなのかといった立場や指導歴に関する情報――を例示した。文科省などは業界団体の会合で周知を図り、各事業者の自主的な情報公開を促す。国民生活センターによると、2013年度に同センターなどに寄せられた苦情は学習塾が1602件、外国語会話教室が950件だった。


個人塾の嘆きを聞いてください。
スーパーかパチンコ店かのように大量に毎日まかれている大手塾のチラシ。個人塾ではまったく歯が立ちません。

気になっているのは、やはりその授業料です。載せてある費用だけだと安く感じますが、特別講座や特別コースを選択することで発生する授業料、合宿費用なんてビックリ!。これが書かれていません。そしてまたとても高い。子供が選択したいと言えば、人並みにと許してしまうのが親心なわけで…

大手塾に勤務していて納得いかなかったのが、季節講習会の費用です。7月分の通常授業料に加えて、7月後半から実施される夏期講習会の費用が別になっている。どこまでが7月分で、どこからが夏期?だったら7月分は安くなって当然でしょ。

個人塾では、この二つをきっぱりと分けて実施しているところがあります。たとえば午前中に夏期講習会、夕方から通常授業。お子様は大変ですが、これならば、別立ての講習会費用は納得がいきます。

私は、開塾するときに「完全月別授業料」にしました。講習会で増える授業量を7月分に上乗せするのです。ですから夏期講習会の費用は別にいただいておりません。翌年に近隣の塾に真似されてしまいましたが…。

また、年度初めに一年間の授業料の一覧を配布します。これ以外はいただかない。業者テスト、小学生の漢検、中学生の英検の費用まで含んでいます。受験しない生徒が出てくる中3生の五木テストだけが別になっています。

こんな状況を分かっていただけるとうれしいです。もちろん補習や特別講座の費用も一切かかりません。あの手この手の大手塾の戦いに呑み込まれて、息絶え絶えの個人塾。

皆様どうか見捨てないでください!
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このままでいいの?
2014-07-01-Tue  CATEGORY: 未分類
昨年から書いていますが、公立高校、特に前期合格者数に異変が起こっています。女子の合格者が男子より極端なほど多いのです。やはり今年もこの傾向は続いています。

ある普通科高校の今年の前期合格者の男女別の合格率をだしてみました。男子10.9%に対し、女子25.7%。合格率の低さに驚きますが、女子の健闘が光ります。実際の合格者数は、男子19人、女子61人です。ちなみに後期は、男子61.3%、女子71.1%です。

この原因をお聞きすると「女子のほうが内申が良いから」と返ってきます。とすれば現状のシステムが内申重視に働いているのでしょうか?こんな疑問は感じられないのでしょうか?

確かにイレギュラーな不合格者を減らすために内申を重視するのが公立高校入試です。しかし、入試に向けて努力し学力を上げた生徒、その高校に見合った学力を持った生徒を選ぶために学力検査があります。

昔大阪には、内申と学力検査をさらにそれぞれ10段階に分け直すという特異な選抜方法がありました。その後、現在のように点数をそのまま加算する総合点方式になりました。当初、この二つが占める割合は、一律5:5でしたが、平成17年からこの比率を3タイプから各高校が選べるようになっています。

それ以降、中・上位校は、6:4の学力検査重視型。下位校は、4:6の内申重視型を選ぶ傾向にあります。このようなタイプ分けを始めた理由は、実力のある生徒を確保するためではなかったのでしょうか。

ところが昨年から、内申が優位に働いている可能性があります。これでよいのでしょうか?その原因は、いくつか考えられます。昨年から変わったことを考えればよいのです。私なりに2つの仮説を立ててみました(たいしたものではありませんが)。現在、資料を分析中です。何らかの結論が出ればお話したいと思っています。
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