塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府公立高校一般選抜入試迫る!②
2016-03-08-Tue  CATEGORY: 未分類
前回からお話している国際・科学高校の選抜についてのお話です。

7日に願書が締め切られ、最終出願者数が発表されました。

やはり予想通りです。
第二志望が書けるようになった結果、非常に厳しい入試になりました。

入試及び内申点を合算し、上位から並べます。その学科を第一志望にしている生徒が、その学科の募集人員に達した時点で、まず、その学科の合格者を先に決定します。合格者が決定後、別の学科の第一志望者と第二志望者を並べて別の学科の合格者を決めるというのが今年からの選抜方法です。

分かりにくいですね!

千里高校の場合で考えてみると、仮に総合科学科が先に決まるとします。総合科学科を第一志望にした212人の中から募集人員の157人の合格が決まります。問題はここからです。総合科学科を第一志望にし第二志望を国際文化科にした受験生が147人います。このうちの何人が不合格になったかで、国際文化科の倍率が変わるわけです。

仮に倍率通りで計算すると、第二志望の38人が残ることになります。すると国際文化科は、第一志望の193人と第二志望の38人加えた231人の中から選抜されることになるのです。倍率1.5倍になります。

お分かりいただけるでしょうか?

上位学科と下位学科の色分けが出来ているのならこの選抜でも問題ありません。
それぞれの学科で履修科目に差がないのならこれでもいいでしょう。

ところが、理数を中心に据えて学習したいのに、英語が多い授業をを受けることになる生徒が出てくることになります。この逆もありえるわけです。

大阪市立東高校には、理数科と英語科と普通科があります。こうなると理数第一志望、普通第二志望または英語第一志望、普通第二志望が書けますから、理数科第一志望、英語科第二志望の生徒は一人もいません。

国際・科学高校の不可思議さが際立っています。
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大阪府公立高校一般選抜入試迫る!
2016-03-06-Sun  CATEGORY: 未分類
大阪府の公立高校入試が、10日に迫っています。

願書提出最終日を明日に残し、中間発表がありました。予想が難しい今回の入試ですが、最終倍率がどうなるのか受験生は、眠れない夜を過ごしていることでしょう。

今年から始まる第一志望、第二志望の状況が新聞に載っています。

二回のチャンスがあった公立入試が一本化され入試機会が減りました。そこで複数の学科がある公立高校では、第一志望、第二志望が書けるようになったのです。分かりやすく言えば、私立高校の回し合格が公立にも適用されるようになったのです。

ここで、一つ納得がいかないことがあります。

それは、国際・科学高校の回し合格です。現在、千里、住吉、泉北の三校がこれにあたります。国際文化科とは、英語に特化した普通科。これに対し総合科学科は理数に特化した普通科だと説明を受けました。

そうなのです。文系から理系、理系から文系への回し合格が実施されるのです。
これはおかしい。

理科や数学に興味を持つ生徒が、総合科学科を受験したのに文系の国際文化科に回されて合格する。この生徒はどう思うのでしょうか。どんな高校生活を送るのでしょうか。もちろん、入学後の転科はありません。

現状でも、数学や理科のあまりの難しさに音を上げて、理系をあきらめる生徒が総合科学科にいます。ところが文系の授業が少ないため、文系科目を強化するために予備校や塾に通う生徒がいるのです。

こんな生徒が増えるのではないかと心配しています。
回し合格の制度は、受験生に安心を与える良い制度です。
ですから、国際・科学高校でも、単純に飛びついているのだと思います。

国際・科学高校の回し合格はなくすべきです。あるいは、工科高校のように総合募集で募集人員すべてを一括して選抜し、二年進級時に希望で分かれるのはどうでしょうか。先ほどお話した不幸な高校生を生まないために必要だと思います。

ちなみに文系・理系のコースを持つ私立高校では、回し合格に制限を設けて、こんなことが起こらないようにしている学校があります。

来年からの改善を強く希望します。

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