塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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第2回高校進路希望調査
2009-01-24-Sat  CATEGORY: 未分類
大阪府公立中学校長会が、「第2回進路希望調査結果(1月15日現在)」を発表しました。これは府下の全中学三年生に対して中学校が実施した調査です。(1月21日新聞各紙掲載)

公立後期入試の調査は、今回とは別に3月初旬の発表になりますが、この数字には毎年ある一定の法則を見つけることが出来ます。調査時点で、1.0~1.3倍の高校は、最終の志願者数もほぼこの枠内に収まります。ところが、1,3倍を超える倍率の高校は下がり、また1.0倍に満たない学校は上がります。これは、校長会等を通して、人数調整が実施されるからです。「A高校はもういっぱいだから、B高校に回るように指導しなさい」希望調査の数値に基づいてこんな調整が行われているのです。

これに対し、今回発表になった公立前期の希望調査と実際の志願者との間には、ほとんどの高校で、調査時の人数を最終の志願者数が上回る傾向があります。前期には調整がありません。いや、調整ができないというのが正しい表現かもしれません。この十年で、普通科以外の学科が急増し、魅力ある新しい学科が設置されました。また、早く入試を終えたい生徒が増えていて、前期入試が年々賑やかになってきました。最終の志願者が増えるのは、この調査後に、受験を決める生徒がいるということです。中学の先生も、不合格になっても後期入試がありますから、成績がその高校の基準に満たないなどと、厳しい話はしません。この結果、直前になって、前期試験に踏み切る受験生が増加しているのです。

最後に、私立高校ですが、1月15日時点の調査ですのでほぼ確定した数字です。これから変更があるのは、高校との進路相談がうまくいかなかったごく一部の生徒に限られます。今まで以上に各高校間の明暗が分かれたのが今年の調査の特徴です。特に、大学との提携を募集の目玉にした高校の落ち込みが激しいようです。近畿大学泉州(現:飛翔館)募集240名に対し、専願と併願を合わせて希望者42名。早稲田摂稜(現:摂稜)275名の募集に対し専、併合わせて33名。初芝立命館(現:初芝)立命館コースは、専願のみ240名の募集に対し85名。賢明学院近大医薬・近大系属コース60名の募集に対し専、併合わせて32名。生徒を集める「呼び水」となるべき提携が、裏目に出てしまったようです。提携によって、入試の成績基準がかなり上がった高校。提携はするものの、進学基準が厳しく提携大学に上がりにくい高校。それぞれに敗因があるようです。

また、逆に定員より100名以上多く確保できそうなのが、浪速、大阪商業大学堺です。この両校に続き、男子校では、興国。女子高では堺女子。共学校では、追手門学院、大阪夕陽丘学園、此花学院、精華、清明学院の健闘が光ります。こう並べてみると、中位から下位校ばかりなのがよく分かります。これは、先ほどの募集難の高校を避けて、同レベルの各校に流れていったものと推測出来ます。

前にも書きましたが、この結果からも大学との提携には、マイナスの影響が大きいことが分かります。改革とは、目新しさを追い求めることではありません。今まで築き上げてきたものの良さをさらに深めて、その伝統を受け継ぐことも改革だと思うのです。私たちは、その高校へ通っている生徒を見ています。生徒たちがどう過ごし、どう変わったのかを見ているのです。アドバルーンを揚げて外部にアピールするのではなく、私立高校内部の改革が進むことを期待しています。
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