塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府公立高校募集3440人増!②
2009-11-23-Mon  CATEGORY: 未分類
そもそもなんでこんなに増員になったかについて、お話します。

一つは、大阪府下の今年の中学三年生の人数が昨年に比べ、3550名ほど増加しているからです。募集人員の決定は、まず、来春の中学卒業者の数をベースに算出されます。この数字に計画進学率93.9%を掛算したものが次年度の公立と私立を合わせた高校全体の募集人員になるのです。

この中学から高校へ進学を希望するであろう生徒の割合をしめす計画進学率は、各都道府県で違います。大阪は、以前は90.3%だったものが92.3%に引き上げられ、それでも低すぎると批判を浴びて、平成17年度から現在の93.9%になっています。しかし、東京都は、96%ですから、まだまだ不満の残る数字でもあるのです。

この数式で出された人数を7:3に分けて、7が公立高校の募集人員、3が私立高校の募集人員になります。計算では来年の場合は、74370名(公立中学卒業予定者)×0.939×0.7≒48880名が公立高校の募集人員になります。

さらに今年は、この生徒増加に伴う増員とは別に、960人が加わっています。これは、今年の春の公立高校入試で不合格者があふれ、行き場をなくす生徒まで出てきたからです。

リーマンショック後の本格的な経済不況を受けて、今年の高校受験はより公立志向が高まりました。「学校名にこだわるのではなく、公立高校であればどこでもよい」こんな声が聞こえたほどです。受験生がより安全に受験校を変えていった結果、下位校の倍率がいままで見たこともない数字にふくれあがりました。RITZ生が通う4学区の最下位校の倍率は、1.83倍になりました。この高校だけで200名の不合格者を出したことになります。

この不合格者の一部は、私立高校に吸収されたのですが、公立への切実な願いは、定時制受験に向かわせ、なんと定時制の二次試験で167名が不合格になるという事態が起こったのです。

こうした今年の公立入試の状況を踏まえ、また、公立高校授業料の無償化が現実味を帯び、ますます高まるであろう公立志向に備えて、7:3の比率を無視した増員がおこなわれることになったのです。

それでは、この大幅な募集人員の増加は、どれほど倍率を低くし、「15の春を泣かせない」ことになるのでしょうか?

予想するのは困難ではありますが、次回は、その辺について書いてみたいと思います。
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