塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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カツアゲ?
2011-01-14-Fri  CATEGORY: 未分類
またまた、K先生からの新聞記事です。
朝日新聞 1月7日夕刊

大阪府の高校無償化参加するけれど
 私立、自校負担ズシリ
 新年度から大阪府が大幅に拡充する私立高校の授業料無償化に対し、「これはファッショ(独裁)だ」「教育の質の低下を招く」などと私学関係者の間で怨嗟(えんさ)の声が渦巻いている。府内に住む私立高生の約半数の授業料をタダにするという全国でも例のないこの取り組み、府内のすべての私立が参加を表明したはずだが・・・。(佐古将規)

「苦渋の決断」「教員減検討」
 「うれしい。予想外。非常にうれしいです」 先月2日、橋下徹知事は府庁で報道陣を前に声を弾ませた。府はこの日、府内の私立高全96校中、95校が無償化に参加すると発表した。府は当初、「7割以上の学校の参加を目指す」としていた。

市場原理を導入
 制度の仕組みはこうだ。国は公立高の授業料無償化と併せ、私立高生にも世帯年収に応じて年間約12万~約24万円の支援金を支給している。府はこれに上乗せする形で、年収610万円未満の世帯の新入生に、1人あたり年58万円を上限に助成。授業料がそれより高い高校には、超過分を自校負担させることで「保護者負担ゼロ」
を達成する。年収610万円~800万円未満の世帯も、保護者負担が年10万円で済むよう同様の仕組みで助成する。

 府は今年度、年収350万円未満の世帯で授業料の無償化を始めた。対象は全世帯の約2割。低所得者層の進路保障が目的だった。だが新年度からの無償化拡充は、これとは性格が大きく異なる。

 年収610万円未満の世帯は全世帯の約半数、同800万円未満は約7割に達する。橋下知事は『公立と私立の授業料の違いをなくし、同一条件で生徒獲得を競わせる。そうすれば生徒や保護者のニーズに合わせて各校が努力し、大阪全体の教育の質が上がる」と説明する。主眼は教育への市場原理の導入だ。

 授業料が助成上限の年58万円を超える45校にとっては負担が重くのしかかる。ただでさえ、少子化や2008年度から続く府の運営費助成の1割カットで財務状況が厳しいが,参加をやめれば生徒集めで圧倒的に不利になる。ある学校法人の幹部は「ライバル校が無償化に乗るなら、うちも乗らざるを得ない。苦渋の決断だった。」と打ち明ける。

「教育の質下がる」
 上宮高校(大阪市)の土井博史校長は「今のやり方では私学教育の荒廃につながる恐れがある」と指摘する。同校の授業料は年69万6千円。新年度の新入生だけで、自校負担は約5200万円。3学年全体に新制度が適用される13年度には、負担は3倍に膨れあがる見込みだ。別の私立高校長は「教員の数を減らすしかない。教育の質が下がるのは明白で、結局は生徒に不利益になる」と言い切る。

 今回、関西学院千里国際(箕面市)は唯一、参加を見送った。英語やフランス語など多様な言語の教師陣を抱え、1クラス24人以下の少人数教育も特色の一つだ。授業料は年96万円。制度に参加すれば新年度の自校負担は4千万~5千万円に上り、今の教育内容を維持できないと判断したという。

 授業料が年58万円以下の高校からも不満の声が上がっている。ある学校法人の幹部は「学校説明会は例年以上に盛況だが、安かろう悪かろう、でも構わないという保護者もいる。保護者のニーズが教育を良い方向に導くとは限らない」と指摘する。

 府の担当者は「私立高の多くが定員割れしている。無償化によって、従来なら公立に行っていたような生徒を私立は獲得できるようになり、経営の建て直しを図れるはずだ」と反論する。

 無償化の拡充には巨額の税金投入が必要だ。府幹部によると、費用は新年度だけで約110億円。全学年に対象が広がる13年度以降は約200億円との試算もある。庁舎として購入した旧大阪ワールドトレードセンター(WTC,購入費用約85億円)を毎年二つ買える計算だ。

 無償化拡充の予算案は2月開会の府議会に提案される。


「制度に参加すると、本来教育のために使うべき費用を、多額の学費補助に用いなければならなくなる。これまでの充実した教育が不可能になる」として助成を辞退した関西学院千里国際高校にエールを送る声が上がっています。もっと議論を重ねた上での助成制度でなかったことが悔やまれます。

確かにいままで、一律に助成を受けることで、募集が厳しい私学も生き延びてこられたという人もいます。また、一方で、中学部の助成金をカットされても、試算ではトータルでプラスになる私学もあるそうです。それ以上に、高額でも、より高度で充実した指導を望む保護者や生徒の声はかき消されています。

私学をビビらせて黙らせた感があると思うのは、私だけではないと思います。
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