塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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めだかの独り立ち
2011-10-17-Mon  CATEGORY: 未分類
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こめだかをもらって二週間が過ぎました。IKEAで仕入れてきた小さなポットの中で生きれるのか心配でしたが、もう大丈夫だと確信し、お披露目いたします。

中では、1cmにも満たない、こめだかが5匹元気に泳ぎまわっています。体の大きいものが仕切るのが、自然界のおきてで、エサを与えると、一番大きなヤツが、真っ先にエサの浮かぶ水面近くに現わます。この時に他のめだかが近づこうものなら、体当たりして一瞬にけ散らしてしまいます。

他の4匹も個性豊かで、何度も水面でのエサ取りにチャレンジしては追われるもの、水草の陰から水面に広がったエサをこっそりいただくもの、水に解けて落ちてくるエサをじっと下で待っているもの、何か人間社会を見ているようで、面白おかしく、眺め続けています。

実は、二週間前に引っ越して来た日には、この五匹の半分の大きさにも満たない稚魚が二匹いました。水草に紛れて運ばれてきたものです。次の日、目を凝らして一生懸命探すと、なんとか一匹だけ確認できました。しかし、その次の日からは見つけることが出来なくなりました。あまりにも小さすぎて独り立ちには、早すぎたようです。

人間も同じで、どの時期に独り立ちをさせるのかは大きな問題だと思います。昔は、家計のために早くから仕事に就かざるをえない環境があり、大半が中学卒業とともに独り立ちを迎えた時期もありました。その後、少し豊かになり、高校卒業を機に独り立ちをするように…。

そうですねえ、私は、やはり大学に進学するしないにしても高校卒業で親元から旅立つのが一番だと思います。子供は中学から準備期間が始まるとお考えください。

心配なのは親のほうです。少子化が進み、子が少ない分、親子の親密度は増しています。ベタベタの親子関係でなくてもちゃんと子離れを迎えられるよう、親にこそ準備期間が必要なのです。

高校への入学を機に、「この三年を自分の下で暮す最後の期間」と捉え、イベントや行事に参加したり、一緒の旅行を計画されてはいかがでしょうか。そうしてこの三年の猶予の中でじっくりと覚悟をお決めください。

くれぐれも申し上げますが、決して早すぎることはありません。いまの世間の風潮は、若者に甘すぎるのです。この結果、モラトリアム人間を育て、ニートを増やし続けています。

これからますます厳しい社会が続くからこそ、猶予期間なく、いち早く独り立ちすべきなのです。
お子様のためなのです。決して早すぎることはありません。

皆さん、「気仙沼市立階上(はしかみ)中学校卒業式のK君の答辞」を読まれましたか?
決して早くないことをご理解いただけると思います。以下に全文を書きます。

今日は、未曾有の大震災の傷も癒えないさなか、
私たちのために卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。

ちょうど十日前の三月十二日、春を思わせる暖かな日でした。
私たちはそのキラキラ光る日差しの中を、希望に胸を膨らませ
通いなれたこの学舎を、五十七名揃って巣立つはずでした。

前日の十一日、一足早く渡された思い出の詰まったアルバムを開き、
十数時間後の卒業式に思い出をはせた友もいたことでしょう。

「東日本大震災」と名付けられる天変地異が起こるとも知らずに…。

階上(はしかみ)中学といえば「防災教育」といわれ、
内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。

しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
私たちから大切な物を容赦なく奪っていきました。

天が与えた試練というには、むご過ぎるものでした。
辛くて悔しくてたまりません。

時計の針は十四時四十六分を指したままです。
でも時は確実に流れています。

生かされた者として顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、
強く正しくたくましく生きて行かなければなりません。
命の重さを知るには、大き過ぎる代償でした。

しかし、苦境にあっても、「天を恨まず」
運命に耐え助け合って生きていくことが、
これからの私たちの使命です。

私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。
どこにいても何をしていようとも、
この地で仲間と共有した時を忘れず、宝物として生きていきます。

後輩の皆さん、
階上(はしかみ)中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が
いかに貴重なものかを考え、いとおしんで過ごしてください。

先生方、
親身のご指導ありがとうございました。
先生方がいかに私たちを思って下さっていたか、
今になって良く分かります。

地域の皆さん、
これまで様々なご支援をいただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。

お父さん、お母さん、家族の皆さん、
これから私たちが歩んでいく姿を見守っていてください。
必ず、良き社会人になります。

私は、この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。
最後に、本当に本当にありがとうございました。

平成二十三年 三月二十二日
第六十四回卒業生代表 


彼は、県選抜にも選ばれたラガーマンでもあります。
また、プログラマーを目指し「一関工業高等専門学校」へ進学しました。
これを読むと、親の援助などいらないことがよく分かります。

誰ですかぁ!家の子はこんなにしっかりしていないなんて思っていらっしゃるのは!
だからこそ、一刻も早い「独り立ち」が必要なんですよ!
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