塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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学区全廃!③
2012-02-15-Wed  CATEGORY: 未分類
学区全廃をによる影響を考えています。まず、前回の続きからです。市長の言う②情報戦というのがピンと来ないのですが、撤廃直後、願書提出を最終日まで待つ生徒が増えるかもしれません。

公立志向が高かった頃は、毎年受験生の10%強は願書提出の最終日に出願していました。これは、前日までの集計が新聞で発表されるのを待ち、倍率の低い高校に出すためです。また、最終日の午前中までの集計を聞いて、午後に出願する生徒もいました。

学区全廃後、中学校間での調整が難しくなる分、受験生が集中する高校が出てくることが予想されます。どの程度の倍率になるのかで、出願を考える受験生もいるでしょうから、最終日まで願書を持ったままの「握り」の生徒が増えるかもしれません。しかし、これはごく一部の高校だと思います。

また、③評価を相対評価から絶対評価に変えたいとのことですが、これには反対です。ますます、中学校での評価が頼りないものになり、合否判定の資料として使えなくなります。そうなると必然的に当日のテストの割合が大きくなり、イレギュラーの合格者・不合格者を生む原因になるからです。内申重視では困りますが、中学3年生には、一発勝負よりも日頃の成績も加味する現在の入試が適していると思います。

学区全廃によって受験生がどう動くのか?正直、大移動はないと思います。動きが予想されるのは、大阪市内の人気校への移動でしょうか。それと、現在の学区の境目に位置する高校では、受験生の流出、流入によって今までとは違った地域からの生徒が増えることになるのでしょう。さらに、交通が便利な所ほどこの移動は大きくなります。具体的には、同じ沿線内、駅から近い立地の高校へは、生徒が動くことが考えられます。

市内の人気校と書きましたが、市内の進学校ならずともクラブ等の実績を買って受験する生徒。その高校独自の特色を知って受験する生徒。こうなると指導内容の特色はもちろん、特別なクラブに力を入れる公立高校が出てくるかもしれません。

私は、受験生の移動よりも、学区全廃と同時に行なわれるであろう入試制度変革のほうが、受験生に与える影響が大きいのではないかと考えています。

学区全廃に期待するものの一つは、受験機会の複数化です。大阪では前期・後期入試と受験機会が2回ありますが、前期試験と後期試験の高校が違います。一つの高校への受験機会は1回だけなのです。(国際教養科、文理学科等を併設する普通科高校は2回受験できますが)

他府県のように、前期で20%ほどの定員を各高校独自の選抜方式や選抜試験で入学させ、残りを一般入試として後期入試で選抜する。学力だけに頼らない選抜、同じ高校の同じコースを2回受験できる複数化。これが実現されるかもしれません。

このような流れになれば、各校での独自問題の作成をはじめ、様々な変更が討議されることになります。私は、このことのほうが受験生に与える影響が大きいと思っています。
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コメント | | 2012-02-15-Wed 07:32 [EDIT]
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Re: タイトルなし
コメント管理人 | URL | 2012-02-15-Wed 16:01 [EDIT]
そうですね。先行している他府県の入試制度とその現状をよく分析してから、大阪に合った入試制度を作っていただきたいです。

どうも大阪独自の方式とかにこだわりそうで、そこで受験生をまた泣かすことにならないかが心配です。
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