塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府公立高校入試②
2012-11-15-Thu  CATEGORY: 未分類
前回に続き公立高校入試のお話です。

激戦になる前期入試の次に心配しているのが、入試日程の影響です。来年から、中学の卒業式の前に後期入試を終わらせる目的で、日程が前倒しになりました。

どこの期間が狭められたのか?ここに問題があります。

一つ目は、私立高校入試(2月9日)結果を、10日(日)、11日(祝)のため、12日に中学は知ることになります。なんと、その次の13日が、公立前期の出願日なのです。

私立はまず落ちませんが、回し合格があります。希望するコースに合格できなかった生徒は自信を失くします。このまま志望する公立を受験するか否か悩むわけです。今年までは、私立発表から3日ほど猶予があったため、この期間に中学で前期受験校の最終懇談を実施していました。これが出来なくなります。

二つ目は、前期合格発表から後期出願までの期間です。発表後5日間の猶予があるようにみえますが、出願日が月曜で、土、日を挟むため、実質三日間で生徒は気持ちを立て直し、冷静に後期の受験校を選ばなければならないのです。

高い倍率の前期に不安を感じ、不合格を覚悟はしているものの、頭の半分では大丈夫ではないかと思っています。生徒は、初めて突きつけられた「不合格」に大きなショックを受けます。この痛手から三日で立ち直り、前向きに後期受験校を選べということなのです。今までも不合格者の懇談をしてきましたが、それは大変なものです。

来年は、前期受験者数が大幅に増えますから、当然、不合格者数も増えます。平均倍率1.5倍として、一中学で何人の不合格者を抱えるのかを考えるとゾッとします。懇談で不合格になった生徒たちの気持ちをほぐし、的確な受験校を受け入れてもらえるのかを本当に心配しています。

そうなのです。来年から普通科を2回受験できますが、前期で落ちた高校に後期でもう一度チャレンジできるのかがポイントだと思います。前期の不合格をひきずり、合格した生徒の目を避け、打たれ弱い現代っ子に的確な決断ができるのかが不安なのです。

さらに、三日間あった出願期間は2日に短縮されています。府教委は、何を縮めればよいのかが分かっていないのです。前期2月20日入試で発表が26日、後期3月11日入試で18日発表。私は、この期間の短縮を熱望しています。

これでも前期は、今年より一日短くなりましたが、勘ぐれば、3科目入試に統一したのは、合否発表までの期間を縮めるためではなかったのかとも思えます。受験生の負担を軽くすると言ってはいますが、ほとんどの私立が5科目入試なのに、前期3科目、後期5科目で本当に受験生の負担を軽くすることができるのでしょうか?

他府県の状況をみると、一時期、推薦入試等、学力選抜を軽視する流れがありましたが、現在、推薦入試にも学力検査を加える都道府県が相次いでいます。学力重視に戻ろうとしているのです。さらに新潟県の一般入試では、入試の2日後に合格発表が行われています。さらに言わせていただければ、願書提出後に倍率を確認したうえで、受験校を変更できる都道府県もあるのです。

どうも大阪は、生徒の立場に立って入試制度を改革していない、いや改悪しているように思います。以前、合否発表を早くして欲しいとお願いしたところ、「くれぐれも間違いのないよう何度も確認しているので」とのお返事でした。このコンピュータ時代に、何をおっしゃっているのか分かりません。百歩譲り、採点に2日かけたにせよ3日目には合否判定会議が開けるはずです。府教委は、自分たちや採点する高校の立場でしか考えていないような気がしてなりません!

受験生は、あらかじめ受験する高校を固めてください。前期はここ、ダメだったらここと受験校を決めておいて欲しいのです。発表を聞いてから受験校に悩む時間はありません。計画通りにブレずに受験できるかが来年の入試の必勝法です!

受検生ガンバレ!
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コメント

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北野高校文理科の合格最低ラインについて
コメント躁介 | URL | 2012-11-27-Tue 11:09 [EDIT]
はじめてコメントさせて頂きます。

府立高校最難関と言われている北野高校文理科ですが、合格最低ラインはどの位かご存知でしょうか?
和泉市なら三国丘や天王寺の文理科志望の生徒が多いのかも知れませんが、学力検査点360点満点、内申点165点満点、合計525点で90%は必要という方や、86%位がボーダーと言う方もいます。
もしご存知であれば教えて頂けると有り難いです。
Re: 北野高校文理科の合格最低ラインについて
コメント管理人 | URL | 2012-11-28-Wed 17:55 [EDIT]
何点かの資料があります。
まず、文理学科全体に言えることですが、昨年より今年が少し難しくなっています。北野も1ポイントアップしています。10校を見比べるとおっしゃるとおり北野が一番難関のようです。

ご心配の合格最低ラインですが、判断が難しいですね。内申の掛け率が低い分、内申の影響が低いのが文理学科の特徴です。この結果当日しだいで逆転が起こり、合格者の偏差値分布は幅の広いものになっています。北野では偏差値77の生徒が不合格になっています。70以上の偏差値は欲しいところですね。

当日の学力検査の点数ですが、手元の資料では80%に満たない生徒も合格しています。あの難しいテストで8割以上はよほどの生徒でないと無理です。

分からないのは、各高校の採点基準です。配点や部分点については、府教委から示されますが、どれほど厳しく採点するのかは各高校に任されています。ですから他校との比較はできません。答案を見せていただかなければ判断できないところなのです。

また、来年は内申と学検の比率はほぼそのままですが、配点が変わります。数・英が120点満点から100点に小論文が20点から30点に。今までの合格者には小論文が一桁の生徒が多数見かけられますが、来年はこの小論文で明暗が分かれることにもなりそうです。

これ以上、細かな数字はご勘弁ください。
北野高校文理科の合格最低ラインについて-2
コメント躁介 | URL | 2012-11-28-Wed 23:22 [EDIT]
管理人様へ、
ご丁寧なコメント有難うございました。
色々調べてみると、上位合格者の中には合計500点/525点(95.2%)以上あった生徒もいたようですし、約400点/525点(76.2%)位で合格している生徒もいたようです。
やはりご指摘の通り、年度によって難易度は当然変わるでしょうが、最低でも80%前後がボーダーラインなのかも知れません。どんな入試でもそうですが、トップと最下位では相当点差があるものだなと改めて思いました。
成績開示で教科毎の得点は教えて貰えるようですが、自分が一体何位で合格したのかという情報までは教えて貰えないので、中途半端な開示だなと思います。
Re: 北野高校文理科の合格最低ラインについて-2
コメント管理人 | URL | 2012-11-29-Thu 03:41 [EDIT]
成績開示についてはおっしゃる通りです。4月の一定期間だけ行なわれるところが多いのですが、その学校の生徒であっても受験票を持ってこいだのうるさいところが多く、おかしな具合になっています。もちろん、大手塾が不合格者の成績まで探りに躍起になっているようですから、対応する高校も大変なのかもしれません。

文理学科は、内申比率が低く、3科目入試が行われていることで受験準備に出遅れた生徒にもチャンスがあります。これからでも必死で追い込めば、入試次第で合格できるわけです。もちろん本人にその能力があればのことですが…。

しかし、残念ながらこのタイプは、努力型ではないので高校の高度な授業にはなかなかついていけず、結局、入学後低迷する生徒が多いようです。

公立の授業云々はもちろんですが、しくみそのものを変えなければ高い能力を持った生徒を伸ばせないと考えます。出来る生徒は今まででもちゃんと難関大学に入ってきたわけですから…。

再来年の文理学科一期生の卒業によって、10校の進学実績がどれほど変わるのかが楽しみです。変わらなければ即刻、文理学科は廃止すべきだと思っています。

管理人のみ閲覧できます
コメント | | 2012-11-29-Thu 14:57 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます
コメント | | 2012-11-29-Thu 16:36 [EDIT]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
コメントありがとうございます!
コメント管理人 | URL | 2012-12-01-Sat 22:18 [EDIT]
上記2通のコメントは、非公開のご希望です。
直接返信させていただきました。
ご了承下さい。
日本の英語教育の問題点について
コメント躁介 | URL | 2012-12-02-Sun 11:02 [EDIT]
管理人様へ、
またご意見をお聞きしたくメールさせて頂きました。

以下、安河内哲也氏(東進ビジネススクール講師)の記事を読みました。

TOEICの満点は、990点でなく1390点 韓国の英語力が日本を突き放した理由(上)
http://toyokeizai.net/articles/-/11739

大学入試を変えれば、すべてが変わる 韓国の英語力が日本を突き放した理由(下) 
http://toyokeizai.net/articles/-/11919 

この記事を読んで、
英語教育という点で日本は増々韓国に後れを取るような不安を感じました。旧帝大以上を目指す受験生に更なる負担を強いるのは忍びないという気持ちも一方でありますが、韓国の大学受験において、L(リスニング)、R(リーディング)、S(スピーキング)、W(ライティング)の4技能を万遍なく試す統一試験「NEAT」が導入されたような改革が日本にも早急に必要だと痛感しております。

学習塾で英語教育にも携わっておられる管理人様は、この問題についてどのようにお考えでしょうか?
私立高校の採点の早さについて疑問
コメント躁介 | URL | 2012-12-02-Sun 19:31 [EDIT]
2点疑問に思っていることがあります。

今でこそ大阪桐蔭高校の進学実績は高くなりましたが、2003年当時はまだ中堅クラスの滑り止め高校でした。

2003年の2月10日に息子が大阪桐蔭1類を受験しました。合格通知は翌日2/11の午前11時頃速達で届きましたので、受験終了後約19時間で届いたことになります。

職員をフル動員してすぐに採点し、速達の手配をしたのか?息子は「ひょっとして、内申点を見て合格しそうな生徒は予め合格を見込んでいて、全教科まで採点してないんと違うか?」と言っておりましたが、そういうことは私立高校の場合よくあることなのでしょうか?

それと、同じ大手前高校理数科の同級生で、息子と中学は違いますが同じ区に住んでいる子は、「校長推薦により、大阪桐蔭高校を受験せずして合格した!」と言っておりました。そういうこともあるのでしょうか?さすがに優秀で、大阪市立大医学部医学科に現役進学しましたが。
Re: 日本の英語教育の問題点について
コメント管理人 | URL | 2012-12-04-Tue 22:24 [EDIT]
おっしゃる通りです。

当塾では、中学生に英検のテストを実施していますが、もう「英検」は時代遅れという感がぬぐえません。
リスニングしかありませんし、特別に補習等を実施しなくとも合格できます。驚くほどの合格率です。そこで、今後の実施を検討しているところです。

名前は忘れましたが、小中学生向けの新しい英語力検定が始まったと聞いています。もちろんそのテストには、スピーキングもあり、級ではなく総合点方式になっているようです。

英検の内容を大幅に変えるか、この資格を優遇する高校や大学側の見直しが必要な時期だと思います。

小学校の英語の授業に英検を導入すると発言している首長さんがいらっしゃいますが、英検のテスト内容を理解した上でおっしゃられているのか、大変疑問に思っています。

中学・高校での指導内容の陳腐さを指摘する声は上がっても、変えてこなかった日本の英語教育の敗北ですよね!

Re: 私立高校の採点の早さについて疑問
コメント管理人 | URL | 2012-12-04-Tue 22:47 [EDIT]
昔は色々あったようです。
入学試験の最中に合格の連絡が入った!という笑い話もあるぐらいです。

しかし、最近は個人情報でもあり合否連絡の取り扱いは厳しくなっています。
私は、これは当たり前で良い傾向だと考えています。

また、ネットでの合格発表をする私立の中・高が増え、試験当日の夜に発表ができるようになりました。
私立中学入試は3日続けて3校、いや4校受験する生徒がいます。早い合格発表は受験生にとってありがたいものとなっています。



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