塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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体罰について思う!
2013-01-16-Wed  CATEGORY: 未分類
体罰が悪いことなのは誰もが知っています。
ですから、問題の核心はそこではないのです。

数年前のことです。入塾してきた生徒が毎回宿題をいい加減にしてくるので怒りました。
この子をきつく叱った理由はいくつかあります。

①体験授業での授業態度がよく、好感を持った事
②受け答えがハキハキしていて的確な答えが返ってきた事
③野球を習っているので、きつい対応にも免疫があると思ってしまった事
④少人数で目が行き届きすぎ、すべての問題で正解を求めすぎた事
⑤卒塾生によく似た生徒がいて、その子のような子供だと思い込んだ事

恥ずかしいお話なのですが、私は指導方針を間違えてしまいました。
出来ると思い込んでいただけで、実際は理解に時間のかかる生徒だったのです。
いい加減な宿題は、さぼった訳ではなく出来なかったのです。

野球をやっているから少々きつく叱ってもと考えたのも間違いでした。
今まで叱責されたことがなく、打たれ弱い生徒だったのです。

私の落ち度です。そのお子様の学力をしっかり見定めてからスタートすべきでした。
出来る生徒だと勘違いしてしまい、噛み合わない指導をしてしまったのです。

もちろん私は体罰などしていませんが、叱責も「言葉の暴力」です。
発奮して欲しいと願い声を荒げますが、それを恐怖に思い、震え上がるお子様もいるのです。

ここで大切なのはコミュニケーション。「信頼関係」です。
これが一方通行では、まったく成立たないのです。

今回の事件にもこの思い違い、指導者の慢心があったものと思われます。
しかも弱い立場の生徒には、逃げ場がなかった。

塾であればやめてしまうことは容易です。
しかし、バスケットがやりたくて入った学校で。
さらにキャプテンとしての責任を抱えて。

身につまされる思いと生徒が最期に下した決断の重さ!
体罰問題だけでは片付けられないものを感じます。

30年前、赴任した中学校は荒れていました。
教師と生徒が対峙し、睨みあっていました。

一度、クラス全員の生徒を並べ、順番に平手打ちをしたことがあります。
人を殴った経験のなかった私には、なんとも後味の悪い厭な思い出です。

体罰が悪いことなのは誰もが知っています。
ですから、問題の核心はそこではないのです。
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