塾長の独り言です。日々思ったり、感じたことを書き込んでみたいと思います。この仕事は、実態が不明な部分が多く、このあたりが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
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大阪府公立高校入試動向②
2013-11-27-Wed  CATEGORY: 未分類
前回に続き、来年の公立高校の入試動向を探ってみたいと思います。

今回お話したいのは、業者テストにおける入試動向の分析です。手元に「普通科高校志望者の旧学区別人数」と題した資料があります。

これは、テストを受験した生徒が志望校として書いた高校を学区別にまとめたものです。第一志望と第二志望欄に記載した普通科高校を合計し学校別に集計してあります。

4学区のA高校は、後期入試で4学区からの志望者が500名、1学区2名、2学区1名、3学区64名、他地区1名となっています。

ここで注目したのは、学区間の移動がどれくらい起こるのかということです。後期入試志望者で学区別にその出入りを調べてみました。

1学区、流出数335、流入数322.2学区流出数986、流入数756。3学区流出数900、流入数1171。4学区流出数394、流入数366。

1,2,4学区からは他学区を希望する生徒のほうが他学区から自学区を目指す生徒より僅かに多いことが分かります。この差は、すべて3学区が受け持っています。

これだけで判断すると、3学区に生徒が集まることで今年以上の倍率になる高校が出てくることになります。前回お話したことと合わせて考えても、3学区は、厳しい入試になりそうです。

もちろん、これは学区に分けた大雑把な数字です。各高校ごとにその実状は変わってきます。他学区からの希望者が3桁に及ぶ高校が7校ある一方で、1人の希望者も出ていない高校もあります。

業者テストですから、受験者層や地域にも偏りがあります。昨年もそうでしたが、中位から上位校への志望者が多く、下位校への志望者数は極端に少ないものです。また、11月時点の数字であり、今回の各高校の募集定員の発表を受けてこれから変化していきます。

学区撤廃により、人気校へさらなる生徒が集まっていくのは間違いありません。また、選択肢が広がることで公立人気は今年以上になることでしょう。問題は、学区境界線近くにある高校と利便な立地にある高校への集中をどう読むのかです。難しい問題ではありますが、募集定員が決まった今、この数字をもとにその流れを予測していくしかありません。

後期に絞って調べましたが、前期入試の動向を最後にお話します。初めて前期入試を行った普通科高校ですが、昨年の同時期の志願者数と比べると、昨年は約6割の生徒が現時点で前期受験を希望していましたが、今年は5割弱になっています。厳しかった今年の前期入試を受けて、前期を避けて後期に賭ける生徒が来年は増えるようです。

しかし、平均倍率が3.69倍(6倍以上6校、5倍以上13校)にもなった普通科公立前期入試は異常です。制度そのものを見直さない限り、来年も多くの生徒を悲しませることになります。

次回は、4学区の動向を探ってみます。
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